第280号 2018.8.14発行
「小林よしのりライジング」
【今週のお知らせ】
第92回「女医の現実と女性差別」
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コメント
こんにチワワ!
よしりん師範のゴー宣を読みまして。
お花畑の住人たちは、日本が法治国家であることを知らないのでしょうか?
個人的に死刑制度は必要と思います。
オウムはその狂気によって多くの人の命を奪い、傷付け、人生を滅茶苦茶にしました。
一度の死刑では飽き足らないほどです。
「被害者の人権は永久に回復されないのに、加害者の人権だけが保護されることを正当化できる理屈などない!」
まったく同感です。
女医の現実について、患者家族の意見を記しておきます。
実家の母が肝臓を病み、死に至るまでに五人の医師に出会いましたが、『酷い』と思った三人の医師は全て男性でした。
特に、夜に母の意識が混濁し、救急車で掛かり付けの病院を指定して行った時のERの医師は最悪で、ベッドが無いと受け入れ拒否。隊員の方が近隣の病院に問い合わせても、掛かり付け病院に行って、と拒否。再度隊員の方が交渉し、受け入れて貰ったのですが、点滴を打ったら「朝には帰って」。母の意識は混濁したままで、父が「これで帰って大丈夫なのか?」と聞いても、ベッドが無い、とだけ。これでは『死ね』と言われたに等しく、「金なら言い値を払う。何とかしてくれ。」と父が涙ぐみながら訴えても同じ…。
で、どうなったかと言うと、丁度そこに緊急呼び出しで来てくれた医師が、あそこを片付けてそこをズラしてあの患者さんをこっちに移して、と事細かに看護師に指示を出し、母の受け入れスペースを作ってくれたのです。拒否していた医師が反論すると、朝イチで手術が始まれば準備室が1床空くからそこに移せば良い、と説得してくれました。
その医師は、そう、女医さんでした。
父は観音様に見えたそうです。
すべての男性医師に救急の適性が有るわけでも無いし、適性のある女性医師が体力や体格の問題で排除されるのは患者の利益に反します。だったら男性看護師を増やすとか、もっと抜本的な医療システムの改正や勤務体制の改良が必要でしょう。もちろん医師養成システムも見直すべきです。
私も『モーニングショー』の石破茂氏の生出演を見ていました。
おおっ、すごい! と思いました。
ここまではっきりと、自衛隊は「戦力」ではない、という解釈はおかしい、という言論を地上波テレビで見たのは初めてです。
「交戦権」に言及した政治家も他に思い当たりません。
こうした「9条2項」がはらんでいる問題点が、極めて明快なかたちで朝のワイドショーで取り上げられた意義は非常に大きいと思います。
そして、全く説明をしようとしない安倍晋三。
ビデオメッセージや「新聞を読め」発言について語っていた石破氏は、珍しく憤りの感情を露わにしていたと思います。
これは安倍晋三に対する「私憤」ではありません。
民主主義を踏みにじる権力者に対する「公憤」です。
この姿を見て、地方票を担う自民党員がどのような判断を下すでしょうか。
憲法や民主主義に対する考え方、理念については、石破氏は安倍晋三と比べるまでもないので、後は実行力が問われてくるのかなと思います。
票集めだけでなく、仮に将来的に首相に就任したとして、そのビジョンを如何にして実現するか。
「美しい理想」を並べただけで終わってしまったオバマ前大統領のようにならないことを祈ります。
(ID:13120218)
1ばん?