女医の現実について、患者家族の意見を記しておきます。 実家の母が肝臓を病み、死に至るまでに五人の医師に出会いましたが、『酷い』と思った三人の医師は全て男性でした。 特に、夜に母の意識が混濁し、救急車で掛かり付けの病院を指定して行った時のERの医師は最悪で、ベッドが無いと受け入れ拒否。隊員の方が近隣の病院に問い合わせても、掛かり付け病院に行って、と拒否。再度隊員の方が交渉し、受け入れて貰ったのですが、点滴を打ったら「朝には帰って」。母の意識は混濁したままで、父が「これで帰って大丈夫なのか?」と聞いても、ベッドが無い、とだけ。これでは『死ね』と言われたに等しく、「金なら言い値を払う。何とかしてくれ。」と父が涙ぐみながら訴えても同じ…。 で、どうなったかと言うと、丁度そこに緊急呼び出しで来てくれた医師が、あそこを片付けてそこをズラしてあの患者さんをこっちに移して、と事細かに看護師に指示を出し、母の受け入れスペースを作ってくれたのです。拒否していた医師が反論すると、朝イチで手術が始まれば準備室が1床空くからそこに移せば良い、と説得してくれました。 その医師は、そう、女医さんでした。 父は観音様に見えたそうです。 すべての男性医師に救急の適性が有るわけでも無いし、適性のある女性医師が体力や体格の問題で排除されるのは患者の利益に反します。だったら男性看護師を増やすとか、もっと抜本的な医療システムの改正や勤務体制の改良が必要でしょう。もちろん医師養成システムも見直すべきです。
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小林よしのりチャンネル
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女医の現実について、患者家族の意見を記しておきます。
実家の母が肝臓を病み、死に至るまでに五人の医師に出会いましたが、『酷い』と思った三人の医師は全て男性でした。
特に、夜に母の意識が混濁し、救急車で掛かり付けの病院を指定して行った時のERの医師は最悪で、ベッドが無いと受け入れ拒否。隊員の方が近隣の病院に問い合わせても、掛かり付け病院に行って、と拒否。再度隊員の方が交渉し、受け入れて貰ったのですが、点滴を打ったら「朝には帰って」。母の意識は混濁したままで、父が「これで帰って大丈夫なのか?」と聞いても、ベッドが無い、とだけ。これでは『死ね』と言われたに等しく、「金なら言い値を払う。何とかしてくれ。」と父が涙ぐみながら訴えても同じ…。
で、どうなったかと言うと、丁度そこに緊急呼び出しで来てくれた医師が、あそこを片付けてそこをズラしてあの患者さんをこっちに移して、と事細かに看護師に指示を出し、母の受け入れスペースを作ってくれたのです。拒否していた医師が反論すると、朝イチで手術が始まれば準備室が1床空くからそこに移せば良い、と説得してくれました。
その医師は、そう、女医さんでした。
父は観音様に見えたそうです。
すべての男性医師に救急の適性が有るわけでも無いし、適性のある女性医師が体力や体格の問題で排除されるのは患者の利益に反します。だったら男性看護師を増やすとか、もっと抜本的な医療システムの改正や勤務体制の改良が必要でしょう。もちろん医師養成システムも見直すべきです。