第489号 2023.12.19発行
「小林よしのりライジング」
【今週のお知らせ】
第518回「大谷翔平の記者会見を見て」
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コメント
ゴーさんのブログに関連して……
神奈川県の丹沢山地に『宮ヶ瀬ダム』というダムがある。イルミネーションなどを実施し、観光スポットとなっているが、実はこのダム、全くの「無用の長物」、いわゆる「ムダなダム」である。
高度経済成長期に、水道水の利用量が右肩上がりで推移していたため計画されたものの、水道水の利用量が半永久的に右肩上がりで推移するはずもなく、ダムを建設してみたものの、結果的には水道水用としては利用されていない。
なぜ、こんなことが起きたのか。『データを見誤ったから』である。
「データ」そのものは無機質な数字である。「データ」そのものに権威など無い。肝心なのは、そのデータが意味するところを読み取る能力ではないか。
「データ」の解釈を誤ると、正確な予測は出来ない。
毎日新聞の世論調査のデータを基に、『国民の8割が「愛子天皇」を望んでいる』との見解や主張には、私は少々疑問を持っている。
毎日新聞の世論調査のデータを虚心坦懐に私情を挟まず分析すると、『国民の多くは天皇は男女どちらでもよいと思っている』に過ぎない、と読み取れなくはないか。
「愛子天皇」を切望する人々の熱意は否定しないが、データを都合よく解釈するのは少々危うく、ともすると足元をすくわれかねず、慎重な分析が求められるのではないか。
私自身も「愛子天皇」は望むものの、あくまでも「皇位の安定継承」が第一義であり、法律や制度の合理的な改革の方に関心が高い。
「データ」はあくまでも単なる無機質な数字で、それを活かすも殺すも扱う人間次第、というのはビジネスの世界に身を置いておられる方は、日々痛感されていることと思う。
また、「データ」の解釈を誤る怖さや、「データ」のみに振り回される馬鹿馬鹿しさも、ビジネスの世界だけでなく、新型コロナ騒動で多くの人が嫌というほど味わったと思う。
「データ」がそんなに偉いなら、『♪この世で一番偉いのは電子計算機』……なのかな?
仕事中。
小林先生のブログ読む。
手帳に、予定を書き込む。
3月のテーマを読み、とっさに「パンサー尾形」「サンシャイン池崎」の「番組」を思い出す。
もちろん!あんな程度に収まらないと期待大にございまする。
(確かパンサー……の番組は賞までとったし、サンシャイン……のは第2弾が近日放送)
しかし、「論客」がある意味エグい(笑)
言葉が「ダイレクト」になる気がします。
笹師範のブログ読む。
そうなんですよね。会員制多くて嫌になる。なんか「怖い」んですかね……。
木蘭師範のブログ読む。
私も賛成です。血管に良くないです。老化が進むし。
もう……師範……は書かないようにしなきゃだわ。
「さん」か「氏」にしなきゃだわん。
大谷翔平についての考察、感慨深く読みました。
先生のライジングを読み、「イチローへの手紙」という絵本を思い出しました。
私はこの本を持っていないので、日本語訳発売当時の書評などでしか確かめていないのですが、日系アメリカ人が書いた絵本で、イチローが日米でのかつての戦争のわだかまりを解くきっかけを作ったという内容です。
↓↓
https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=3896
日系アメリカ人で米国内で苦労されたということもあるのかも知れませんが、むしろアメリカ人の方が日本人の活躍を先の大戦でかつて戦った相手として考えるという事をしていることがわかります。
過去に小林先生も西部邁氏と「反米という作法」という本を書き、マナーとしての反米を説いておられましたね。
日本がいつまでもアメリカやヨーロッパに憧れるのではなく(大谷も憧れるのをやめましょうと言ってましたね)、日本の文化や価値をよりよく発展させていく事が重要と思います。
愛子様を皇太子にすることも日本が古来持っていた女性天皇の歴史を発展させ、より良い日本になるものだと感じます。
(ID:13474619)
1番げと