ライジング「ゴー宣」読みました。 私は野球に関しては全く詳しくなくて門外漢なのですが、それでも流石に大谷翔平とかイチローとかの有名選手は分かります。 記事で出てくる有名選手についても、ファンの方ほどは知りませんが、存じております。 その上で、視点が面白いですね。 日本人の体格もグンと変わりました。戦国時代や江戸時代の歴史上の偉人には、 今の感覚で見ると、想像よりもグッと小柄な人も多々いました。 戦前・戦中・戦後・高度経済成長期・・・と、だんだん日本人の平均的体格は大きくなっていきました。 しかし、栄養・トレーニング以外の側面の大きな変化には触れる人は少ないので、読んでいて面白いと思いました。 「巨人の星」に関しては、当時から(当時というかちょっと後になりますかね)「男どアホウ甲子園」「ドカベン」などの作者の水島新司氏は、 否定的なことを発言していたと思います。 でも、漫画好きとしては、梶原一騎氏の美学というか外連味の見せ方が面白くて喜んでみていました。 「アストロ球団」とかは、もっと荒唐無稽でしたね。 しかし大谷翔平が昔の野球の感覚では想像もつかないレベルのことを成し遂げたのは、確かにある意味、現実が漫画に迫ったということなのかもしれません。 小林先生は、「ゴーマニズム宣言」で、単なる政治時評の枠をぶちこわして、現実を巻き込んで漫画が拡がっていく離れ業を実践されているので、 そこに読者として面白味やドキドキやスリルを感じておりますが、 「おぼっちゃまくん」がインドでブレイクして、そこから世界へと羽ばたこうとしていること、そのアニメに携わる人達を小林先生が育てようとしていることを見ていて、 さらに最近のブログの書き込みを見ていて、現実を動かすための熱量とか知恵とか工夫とか、そういうことを読者としてもちょっと考えました。 エンタメこそが世界を動かすのかもしれません。 そういう意味で、スポーツも、芸能も、漫画も、「華」を持っている人が注目を集めて潮流を作るのかな、なんて考えました。 「トンデモ見聞録」を読みました。 ネトウヨ方面のウォッチング、実際に記事にするためにこういう人達が発信しているものを細かく調べていくのって、 めちゃ大変なことだろうなと思います。 こういう人達の文章も動画も、ちょっと読んだり見たりするだけでゲンナリしますからね(汗)。 でも、こうして面白い切り口で記事にしてくださるので、 それを読んで「へえ、あの辺ってこんなことになってるんだ」と知ることが出来てありがたいのと、 ネトウヨの文や動画を「直」で読んだり見たりするよりも、面白いなあと思う次第です。 長尾たかしって、前にtwitter(現・X)で、皇統問題に関してやりとりを数回した記憶があります。 最後には男系派お得意の「静謐な環境で」という逃げ口上でツイートが終わったような記憶が。 こういう人達って狭いタコツボの中の蘊蓄で悦に浸って、そこで考えを止めちゃってるので、どうにもならないんですよね。 後は政治家としては、有権者からは皇統問題よりも生活のこととか老後のこととか、そういう方面の注文が多いでしょうから、 そちらを「サラリーマン議員」的にこなして、後は政党内での自分の立ち位置とか、この人には取り入っておこうとか、 この人に嫌われたら出世に響くな、とか、そういうところへの意識ばかりでしょうね。 青山繁晴といえば、自分が原作で弘兼憲史に絵を描かせた「男系漫画」ってどうなったんでしょうかね。 追伸:Q&Aたくさん回答して頂いてありがとうございます。 質問を取り上げて回答して頂けるだけでもありがたいですが、 「良い質問」と仰って頂いて、「考えてみよう」と仰って頂けるとは、とてもありがたいです。 「コロナと敗戦・失敗の本質」は、まだ予約分が手元に届かないので、 届いたら早く読んでみたいです。今から読むのが楽しみです。
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ライジング「ゴー宣」読みました。
私は野球に関しては全く詳しくなくて門外漢なのですが、それでも流石に大谷翔平とかイチローとかの有名選手は分かります。
記事で出てくる有名選手についても、ファンの方ほどは知りませんが、存じております。
その上で、視点が面白いですね。
日本人の体格もグンと変わりました。戦国時代や江戸時代の歴史上の偉人には、
今の感覚で見ると、想像よりもグッと小柄な人も多々いました。
戦前・戦中・戦後・高度経済成長期・・・と、だんだん日本人の平均的体格は大きくなっていきました。
しかし、栄養・トレーニング以外の側面の大きな変化には触れる人は少ないので、読んでいて面白いと思いました。
「巨人の星」に関しては、当時から(当時というかちょっと後になりますかね)「男どアホウ甲子園」「ドカベン」などの作者の水島新司氏は、
否定的なことを発言していたと思います。
でも、漫画好きとしては、梶原一騎氏の美学というか外連味の見せ方が面白くて喜んでみていました。
「アストロ球団」とかは、もっと荒唐無稽でしたね。
しかし大谷翔平が昔の野球の感覚では想像もつかないレベルのことを成し遂げたのは、確かにある意味、現実が漫画に迫ったということなのかもしれません。
小林先生は、「ゴーマニズム宣言」で、単なる政治時評の枠をぶちこわして、現実を巻き込んで漫画が拡がっていく離れ業を実践されているので、
そこに読者として面白味やドキドキやスリルを感じておりますが、
「おぼっちゃまくん」がインドでブレイクして、そこから世界へと羽ばたこうとしていること、そのアニメに携わる人達を小林先生が育てようとしていることを見ていて、
さらに最近のブログの書き込みを見ていて、現実を動かすための熱量とか知恵とか工夫とか、そういうことを読者としてもちょっと考えました。
エンタメこそが世界を動かすのかもしれません。
そういう意味で、スポーツも、芸能も、漫画も、「華」を持っている人が注目を集めて潮流を作るのかな、なんて考えました。
「トンデモ見聞録」を読みました。
ネトウヨ方面のウォッチング、実際に記事にするためにこういう人達が発信しているものを細かく調べていくのって、
めちゃ大変なことだろうなと思います。
こういう人達の文章も動画も、ちょっと読んだり見たりするだけでゲンナリしますからね(汗)。
でも、こうして面白い切り口で記事にしてくださるので、
それを読んで「へえ、あの辺ってこんなことになってるんだ」と知ることが出来てありがたいのと、
ネトウヨの文や動画を「直」で読んだり見たりするよりも、面白いなあと思う次第です。
長尾たかしって、前にtwitter(現・X)で、皇統問題に関してやりとりを数回した記憶があります。
最後には男系派お得意の「静謐な環境で」という逃げ口上でツイートが終わったような記憶が。
こういう人達って狭いタコツボの中の蘊蓄で悦に浸って、そこで考えを止めちゃってるので、どうにもならないんですよね。
後は政治家としては、有権者からは皇統問題よりも生活のこととか老後のこととか、そういう方面の注文が多いでしょうから、
そちらを「サラリーマン議員」的にこなして、後は政党内での自分の立ち位置とか、この人には取り入っておこうとか、
この人に嫌われたら出世に響くな、とか、そういうところへの意識ばかりでしょうね。
青山繁晴といえば、自分が原作で弘兼憲史に絵を描かせた「男系漫画」ってどうなったんでしょうかね。
追伸:Q&Aたくさん回答して頂いてありがとうございます。
質問を取り上げて回答して頂けるだけでもありがたいですが、
「良い質問」と仰って頂いて、「考えてみよう」と仰って頂けるとは、とてもありがたいです。
「コロナと敗戦・失敗の本質」は、まだ予約分が手元に届かないので、
届いたら早く読んでみたいです。今から読むのが楽しみです。