焙煎 のコメント

今週も配信ありがとうございます。

まさか大谷翔平を取り上げるとは!
先生野球嫌いなはずなので驚きです。
さすがに人生の結構な部分を野球につぎ込んできて
今も続けているので感想を書くと長くなります。

大谷翔平は元々メジャー志向で英語はペラペラ、
のはずですがインタビューは必ず専門の通訳を
つけて日本語で答えています。
これは伝えたいことが間違って流されてしまうのを
避けるため慎重を期している、と言っていますが、
自分は「日本人」だとアピールするためでしょう。

「ベースボール」はアメリカで生まれたので
「野球」をやっている自分たちは子供のころから
日本人がかなわないのをずっと見てきました。
1978年にシンシナティ・レッズがピート・ローズ、
ジョニー・ベンチ、ジョージ・フォスターらの
スーパースターを率いて大挙来日しました。
https://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=097-20181101-12
「連合軍」で臨んだ日本側がコテンパンにやられて
完全に見下されていました。
この時の模様を故水島新司先生が「あぶさん」で
この屈辱的な様を漫画にしていまして
「おまえたちのツバの方が俺は気に食わない」と
バックスクリーンにほおりこんだ描写がありました。
(大谷翔平はそれを現実に何度もしてみせますね)
ちょうど昭和史を読みだしたときに読んだので
「日本はアメリカと戦争をして、ものすごく無惨に負けた」
と重なって物凄く爽快だったのを覚えています。
「その戦争で死んだ日本兵たちは、どのように大谷を
眺めるだろうということまで、思いを馳せて」
見た人は結構いたと信じたいです。50歳以上は特に。

野茂英雄は自分の2学年下でして大阪予選では
PL学園 清原・桑田の1学年下。
(誕生日はよしりん先生と同じなのですね!)
1989年のNPBドラフトでは史上最多の8球団指名!
からずーーーーっと見続けてきました。
近鉄出るときのいざこざもよく・・・
だから「トルネード」を代名詞にノーヒットノーラン
をやったときは大感激で涙を流しました。

「日本の野球界は2軍で、大リーグこそが1軍だという感覚」
はもう単純にカネの問題です。
日本の球団では年俸6億円以上は一人の選手に出せません。
サッカーではヨーロッパでないと無理です。
佐々木朗希は高校2年の時から周りがもう
「大事に育ててメジャーに高値で売ろう」としているので
大リーグに行くのは必須です。
何が何でも故障させるわけにいかないのでロッテという
球団は最適でしたね。

No.39 12ヶ月前

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