希蝶 のコメント

 遅ればせながら…配信、有難うございました。

 しゃべクリり、Q&A、取り上げて下さり、感謝します。質問にも何にもなっていませんでしたが。
 私があの映画を見てぱっと感じたことは、「よくある現代人から見た戦争映画だな」ということでした、松坂慶子さんは別格としても、ほかの俳優さんも好演で、とりわけ、特攻隊役で、福原遥さん演じる「百合」役と並ぶ主演の「彰」役の相手の水上恒司さんも、現在放映中の朝ドラ「ブギウギ」でも吉本の御曹司がモデルとされる愛助役をされているわけで…同じ戦時中を描いているだけに、その相違も凄いと思います。

 ただ、内容に少し触れるのですが、かりに百合のことを妹のように思っているとしても、「彰」と名前で呼んんでくれと言うか、どうか、ですね。
 それと、やはりかりに事情があったとしても、「特攻から逃げる」は無理でしょう?それこそ、「神木隆之介」のゴジラのオープニングのような話だったら、ともかく。
 森村誠一さんの青春の証明という小説に、飛行機に細工して特攻から生き延びようとする話もありましたけれども…(あれもひどい報復を受けている)。
 あとで、どういう処置がされたのか、説明はありましたけれども。

 それと、彰は教師になりたかったようですが…当時は「訓導」ではなかったのか、と。川端康成の小説に、どう表現されていたような…。
 それじゃあ意味が通じないのは分かりますが。

 現代の部分で、百合がおかあさんの下着がほつれている、と歎く場面などは良かったです。とりあえず、大東亞戦争、太平洋戦争がどんなものだったのか、と感じたい方にはお勧めします。
 できたら、8月頃に見たかった映画ですね。

 ほかのかたの質問ともかぶりますが、確かに…反戦平和イデオロギーをくつがえすのは難しいのでは、とも思います、私も…人と争うのは(実は)かなり嫌いですし、巷でも、「今が一番いい、鎌倉時代や戦国時代の昔だったら、殺し合いをしないといけないのだから」、という声も聞いたりします。
 しかし…何が幸せで、何が不幸か、とはその時代の人の気分になってみなければ分からないわけですよね?勿論、全時代に通じる歴史的な価値観もあるのですけれども。
 「どうする家康」にも触れますが、あの最終回を見て感じたことは、「こういうのが家康が求めていたものだったのかな?」ということでもあります。あれはただの反戦平和主義ではなく、「日常の大切さ」を描写しているのでは、と思いました。

 あと、「障がい者」、「子ども」、…とても嫌ですね。何だか漢字をど忘れした結果のようで。「被ばく者」も。
 漢字の書き換えや、新字体などの問題もあるわけで、私は「障碍者」という表現を好みます。
 話のついでに、ゴー宣道場のロゴのことであれこれ申しましたが、いちおうローマ字は表音文字なので、どのようなものなのか、ほかのものと混同しないように、というのが私の考えです。しかし…「TOKYO」「OSAKA」など、固有名詞の表記が定着してしまっているものを変更するのも問題だろうな、とも思います。
 表記の問題って、かなり深遠なものがあるのかな、と。
 
 富野由悠季さんはやあhり偉大ですね。よしりん先生と対談される機会があったら、と望みますが…忙しいでしょうし、刺戟となるものが双方にあるのか、とも考えないといけないのでしょうか?

 そんなところです。大谷翔平や、保守党・HANADAの件については…また改めてです。

No.37 11ヶ月前

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