小説には、「絶対的な面白さ」がある。それは、ぼくが40年間、小説についてのさまざまなことを学んできた中で、知ることのできた真理の一つである。
しかしながら、この考え方はなかなか共有されていない。特に、若い人に共有されていない。
先日も、とあるラノベ作家志望の若者と会う機会があって、「何かアドバイスはありますか?」と尋ねられたので、「古典を読むことだ」と答えたのだが、分かったような分からないような顔をされた。
それで、「古典を読むのは嫌いですか?」と尋ねたところ、「ぼくの書きたい小説は、現代の読者に訴える新しい小説なので、古典を読んでも意味がないと思ってしまう」ということだった。「それ以前に、そもそも古典に全く興味がないので、読むことそのものが苦痛である」とも言っていた。
それでぼくは、(もちろんそう思うことは自由なのだが、それでは作家
コメント
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ラノベ作家はラノベ読んで、アニメ見て書いているイメージある。
その結果大量のコピー商品が並んでいる。
いろんな芸術に揉まれる必要があるという点では、一理ある。
(ID:268640)
>>67
市場が無くなれば、そもそも小説自体が売れませんよ。そうさせないために、今まである古典の方法を学び、少ない労力で面白い作品を書く工夫を身につけようという結論で本文は締めくくられています。
後の世に面白さが認められて話題にされる古典作品(すべての作品がそうだとは言いませんが)よりも、今の時代に話題にされる作品の方が経済的に見てあり難いのではないか。というのが>>39の意見だと思います。
そして、今の世で売れなければ後の世に市場が残る可能性は少ないということは、言うまでもないことでしょう。版権を考慮すると、尚更ですね。
(ID:13239837)
とりあえずこの記事、全体的に上から目線でムカつくな