例えば音楽を作ろうと思った場合、クラシック・・・は聞かないとしても、クラシックから体系化された知恵を学ぶことは不可欠です。いわゆる音楽理論というアレです。 これは現代音楽や若者、大衆向けのポップスやロックを作る際にも同じです。そのジャンルごとの古典からも学びます。 ほんの一部の天才以外は必ず学びます。 しかし、歌はそうではありません。歌手になるために必ずしもクラシックから体系化された声楽を学ぶ必要はありません。ときには発声法さえ必要としません。もちろん声楽家を目指すなら必要ですが、ポップス歌手にはいらないということです。 なぜそんな違いがあるのかというと、歌は声が出せれば誰でも歌えるものだからです。下手でも歌うこと自体はできます。できてしまえばそこから自力でのスキルアップは可能です。作曲はそうはいきません。 日本において文字は誰にでも書けるものですから、小説だって下手でも書けます。書ければ古典を知らずとも自力でスキルアップできます。 それは技術という面では自己流になってしまいますから、決して文学にはなりえないものなのかもしれません。 しかし古典に学ぶ技法を必要としなくても名作ラノベにはなり得るのかもしれません。 ラノベを書くということは、音楽で言う、ポップスを作ろうということなのか、それともポップスを歌おうということなのか・・・。筆者の意見が正しいかどうかを判断するにはこの議論が必要だと思います。 もしもポップスを歌うということなら、流行の歌や好きな歌だけ歌っていてもヒットして後世に残る良い歌を歌えるようになります。
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例えば音楽を作ろうと思った場合、クラシック・・・は聞かないとしても、クラシックから体系化された知恵を学ぶことは不可欠です。いわゆる音楽理論というアレです。
これは現代音楽や若者、大衆向けのポップスやロックを作る際にも同じです。そのジャンルごとの古典からも学びます。
ほんの一部の天才以外は必ず学びます。
しかし、歌はそうではありません。歌手になるために必ずしもクラシックから体系化された声楽を学ぶ必要はありません。ときには発声法さえ必要としません。もちろん声楽家を目指すなら必要ですが、ポップス歌手にはいらないということです。
なぜそんな違いがあるのかというと、歌は声が出せれば誰でも歌えるものだからです。下手でも歌うこと自体はできます。できてしまえばそこから自力でのスキルアップは可能です。作曲はそうはいきません。
日本において文字は誰にでも書けるものですから、小説だって下手でも書けます。書ければ古典を知らずとも自力でスキルアップできます。
それは技術という面では自己流になってしまいますから、決して文学にはなりえないものなのかもしれません。
しかし古典に学ぶ技法を必要としなくても名作ラノベにはなり得るのかもしれません。
ラノベを書くということは、音楽で言う、ポップスを作ろうということなのか、それともポップスを歌おうということなのか・・・。筆者の意見が正しいかどうかを判断するにはこの議論が必要だと思います。
もしもポップスを歌うということなら、流行の歌や好きな歌だけ歌っていてもヒットして後世に残る良い歌を歌えるようになります。