第61号 2013.11.12発行
「小林よしのりライジング」
【今週のお知らせ】
第63回「恐くないのか、特定秘密保護法案?」
「そんなことは答えられるわけないじゃないですか。常識で判断してくださいよ」
こんなヘンテコな答えがあるだろうか?
そうしたら案の定、その事実を証明する報道が出てきた。
そして驚くべきことに、そこには首相官邸でいつどのような会話が交わされたか、日時まで特定して書き起こされていたというのだ。
首相官邸の会話を、まるでリアルタイムで見聞きしてきたようなリポートが米国防総省に届いている!
米国政府は9月の時点で、安倍が10月の例大祭に靖国参拝をしようとしていたのを「増長と暴走」と捉え、「有効な制御策」を講じていたのだ。そしてそれが功を奏し、周知の通り安倍晋三は秋の例大祭の靖国参拝を見送ったのである!
首相官邸内の会話が米国政府に筒抜けになっていて、完全に首根っこを押さえられている状態だというのに、それでも一切「秘密保護」をしようともしない安倍政権が、自国民に対しては「特定秘密保護法」の網をかけようとしている。これに危機感を覚えなかったらどうかしている。
そもそも、安全保障上の秘密漏洩を防止する法律は既に整備されている。
10月31日放送のテレビ朝日「モーニングバード!」の「そもそも総研たまペディア」では、この法案の問題点について切り込んでいた。
わしもいくつか裁判を経験して、もうイヤというほど思い知らされたことだが、法律というものは細かい条文の解釈次第でどうにでもなる。ほんの些細な表現の違和感も、決して放置してはならないのだ。
法案では、まず「テロリズム」の定義がおかしい。
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コメント
>>136
magomeさん
沖縄でのカジノ建設案ですが、ソースを確認してみたところ歳川隆雄という自称保守派ジャーナリストのコラムでした。報道によると、と書いてしまいましたがそれより精度の低い情報でしたね。
済みません。
ご参考までに当該記事のURLは↓です。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/37548
産業に乏しく平均所得も低い沖縄では雇用増を期待できるカジノ建設という案は魅力的でしょうし、基地移設とバーターの餌という事だと思います。
ただ過去にも名護市に金融特区を造り経済的な発展を促すという懐柔策が執られていますが、今のところ効果は低く雇用にも大した貢献はしていません。ハコを建てただけでその後は放置しているようなものです。
カジノ案が本当だったとしても、沖縄県民には経済的利益をチラつかせれば基地移設を飲むだろうという為政者の不誠実さを示す証拠がまた一つ増えるだけでしょう。
このような事を繰り返していれば、いつか本当に沖縄と本土が分断されてしまうのではないかと危惧しています。
「それ以上、沖縄と本土を分断してはなりませぬ。」
ここまで読んでくださった読者の皆さん、本当にありがとう
ございます。
また、新たにライジングを購読して下さったみなさまに、
あらためて御礼と感謝申し上げます。
次号は、
小林よしのりライジングVol.62
「『次は紀子さまを叩け!』バッシングの背景にあるもの」
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小林氏の危惧に全く同感!
(ID:5352147)
1番ノリー。はじめてー!