岸端編集長、小林師範、時浦師範代、体調を崩し、風邪をひき易い今週も配信ありがとうございました。小林師範はその後の体調は如何でしょうか?実は私は一昨日の夜に熱を出してしまい、本日やっと全快しました。一昨日気温がなんと、十度近くも下がった上に寒風が突如吹いて、よしりん企画の方々や関東付近に住むコメント欄の投稿者は大丈夫か?と熱を出して寝込んでいる時に心配しました。そして、熱を出したときに無性にほしくなるのが果物で特に酸味が聞いた蜜柑などの柑橘類や苺がほしくなるのですが、こんなときに限って手元にないのが残念です。チーフ広井が狙っていた果物に蜜柑や苺が入っていたのか気になります。しかし、見舞い品まで狙うチーフを抱えているとは小林師範、および岸端女史はよしりん企画内でもまた、違った「闘い」があるのだと改めて知ることとなりました。読んでて面白いのでこのような戦いはやはり作品制作の「肥し」となるのでしょうか? 以前から「特定秘密保護法案」について報道機関などが断片的に取り上げていた記録があるのですが、今回のライジングで初めて詳しい内容を知ることが出来ました。そして、これは自民党の憲法第96条改正案以上に恐ろしい内容で、戦前、戦中の治安維持法や不敬罪どころの話ではないことが、憲法や法律に対して詳しくない私ですら思い知ることとなりました。かつて、多くの自称保守派が自民党政権時代に自民党の古賀誠氏らが作って問題になった人権擁護法案や民主党政権時に持ち上がった外国人参政権に反対していたのに、安倍内閣になるとこれら法案に全く反対することもなく、むしろ、96条改正案を賛成するなど、安倍内閣を全肯定している所に不気味さを感じます。 自称保守の主張を見ていると「外国の秘密を守るための法案であるから」と言われていますが現在ではこれも米国によって首相官邸が盗聴されていることがほとんど明るみに出ていることから、この法案は決して外国の秘密を守る為ではないことが明確ですし、小泉政権時のテロ対策特別措置法と違って、テロの定義が全くのあやふやでこれではネットでの書き込みすら「テロ」と定義されてしまい、国家の政策に何一つ異議を唱えることすらできなくなってしまい、これでは現在中国共産党が行っている弾圧やかつての韓国や蒋介石国民党政権下の台湾で行われていた白色テロすら実施可能となってしまいます。 かつて、多くの左翼、サヨク系知識人が通信伝授法案や破防法案に反対し、廃案に追い込んだのに現在、この「特定秘密保護法案」に殆ど沈黙していることから左翼、サヨクもすっかり権力側に落ちたのだなと、今回のライジングを読んですっかり肩を落としました。以前にもゴー宣で湯布院について取り上げられたときに「サヨクによる伝統再生が行われている、サヨクが脱アメリカニズムで日本の国柄を再生している」と書かれていましたが、私が出会った東京などの都市に住むサヨクは日本の伝統である鯨食にグリーンピースとともに反対し、金がないという理由で安い工場で大量生産された出来合いの即席(インスタント)などの加工食品ばかり食べていました。聞くところによると、手作りの弁当などを持って来るものなら「台所設備の整った贅沢なところで暮らしている」と見られて吊るし上げを食らう有様なのだそうです。「食べ物を通して市民全てに分け当てなく安全安心の暮らし」を社会に提供させることを目的に活動していたようで、主な活動は「買ってはいけない」を熟読し、標的にした企業宛に署名活動による抗議文の送付をしていたようですが、手作りの健康食品や伝統工芸品を出したり研究するのは、伝統工芸品や手作りの健康食品を展示し、出店する催しや祭りに紛れ込んで来場者を自分たちの所属団体に勧誘し会費などを得て活動資金を稼ぐためなのだそうです。 結局は自分たちの所属団体を大きくするためだけに活動をしているだけで社会をよくしようという魂胆が全くありませんでした。「特定秘密保護法案」の問題について、自称保守も左翼、サヨクもほとんど取り上げない理由は結局は私が出会ったサヨクとサヨク運動家と同じように主義主張を広げることそのものが目的であって社会をよくしようという目的がないからなのではないのかと思います。当初は目的があったのだと思いますが、賛同者が表れて、活動資金が必要になってくると賛同者の気持ちと活動資金しか考えなくなり、社会を変える手段であったはずの、賛同者の人数と活動資金の金額を維持し、増やすことによって運動を拡大し、続けることそのものが目的となってしまい、当初の主義主張も形骸化して、自分たちの所属している団体を潰しかねない事態に対しても鈍感になり、崩壊してしまうのではないのかと今回のライジングの「ゴー宣」と時浦師範代の「wiki直し」を読んで思いました。これは論壇誌を含む、報道機関も同じで、当初は報道機関の主義主張を報道するはずが、いつの間にか読者層や広告料を出す企業を維持し、増やして部数を増やすことが目的となってしまい、主義主張も形骸化して矛盾した論理を展開し、自分たちの首を絞めていることにすら気が付かず、部数を減らしてしまうというものです。TPPに賛成した朝日新聞と産経新聞がその一例を出していると思えてなりません。 今回のライジングの「ゴー宣」と「wiki直し」を読んでいわゆる「左派(左翼、サヨク)」「右派(自称保守)」のどちらにも真の愛国心がなかったからこそ、権力に対する警戒心がここまで薄れてしまったのだと考える様になりました。これも結局は小林師範が現在書いている「大東亜論」の「第14章」で書かれていた「一人でいて寂しくない人間になれ!」という頭山満の意志も私を含む、唯の一人も関心も示していなかったからなのではないのかと思います。今週のライジングを読んだ後に「大東亜論」の「 第14章」と「第13章」を読み直すと、現在において我々人類の心に何が抜け落ちていたのか、改めて思い知らされています。小林師範は「大東亜論」をブログで「トルストイのような名作に作り上げる」と言っていましたが、正直、トルストイシェークスピア、紫式部の愛読者には申し訳ないのですが、トルストイでは勿体ない、シェークスピア、トルストイ、紫式部を合わせても適わないような名作になるのではと勝手ながらに思ってしまいます。一読者のこのような勝手な期待は迷惑ですか?現在、心待ちにできる漫画は「大東亜論」だけですので。 「大東亜論」を雑誌登載時の最初から読み続けている自分に誇りを持てることを信じて。
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岸端編集長、小林師範、時浦師範代、体調を崩し、風邪をひき易い今週も配信ありがとうございました。小林師範はその後の体調は如何でしょうか?実は私は一昨日の夜に熱を出してしまい、本日やっと全快しました。一昨日気温がなんと、十度近くも下がった上に寒風が突如吹いて、よしりん企画の方々や関東付近に住むコメント欄の投稿者は大丈夫か?と熱を出して寝込んでいる時に心配しました。そして、熱を出したときに無性にほしくなるのが果物で特に酸味が聞いた蜜柑などの柑橘類や苺がほしくなるのですが、こんなときに限って手元にないのが残念です。チーフ広井が狙っていた果物に蜜柑や苺が入っていたのか気になります。しかし、見舞い品まで狙うチーフを抱えているとは小林師範、および岸端女史はよしりん企画内でもまた、違った「闘い」があるのだと改めて知ることとなりました。読んでて面白いのでこのような戦いはやはり作品制作の「肥し」となるのでしょうか?
以前から「特定秘密保護法案」について報道機関などが断片的に取り上げていた記録があるのですが、今回のライジングで初めて詳しい内容を知ることが出来ました。そして、これは自民党の憲法第96条改正案以上に恐ろしい内容で、戦前、戦中の治安維持法や不敬罪どころの話ではないことが、憲法や法律に対して詳しくない私ですら思い知ることとなりました。かつて、多くの自称保守派が自民党政権時代に自民党の古賀誠氏らが作って問題になった人権擁護法案や民主党政権時に持ち上がった外国人参政権に反対していたのに、安倍内閣になるとこれら法案に全く反対することもなく、むしろ、96条改正案を賛成するなど、安倍内閣を全肯定している所に不気味さを感じます。
自称保守の主張を見ていると「外国の秘密を守るための法案であるから」と言われていますが現在ではこれも米国によって首相官邸が盗聴されていることがほとんど明るみに出ていることから、この法案は決して外国の秘密を守る為ではないことが明確ですし、小泉政権時のテロ対策特別措置法と違って、テロの定義が全くのあやふやでこれではネットでの書き込みすら「テロ」と定義されてしまい、国家の政策に何一つ異議を唱えることすらできなくなってしまい、これでは現在中国共産党が行っている弾圧やかつての韓国や蒋介石国民党政権下の台湾で行われていた白色テロすら実施可能となってしまいます。
かつて、多くの左翼、サヨク系知識人が通信伝授法案や破防法案に反対し、廃案に追い込んだのに現在、この「特定秘密保護法案」に殆ど沈黙していることから左翼、サヨクもすっかり権力側に落ちたのだなと、今回のライジングを読んですっかり肩を落としました。以前にもゴー宣で湯布院について取り上げられたときに「サヨクによる伝統再生が行われている、サヨクが脱アメリカニズムで日本の国柄を再生している」と書かれていましたが、私が出会った東京などの都市に住むサヨクは日本の伝統である鯨食にグリーンピースとともに反対し、金がないという理由で安い工場で大量生産された出来合いの即席(インスタント)などの加工食品ばかり食べていました。聞くところによると、手作りの弁当などを持って来るものなら「台所設備の整った贅沢なところで暮らしている」と見られて吊るし上げを食らう有様なのだそうです。「食べ物を通して市民全てに分け当てなく安全安心の暮らし」を社会に提供させることを目的に活動していたようで、主な活動は「買ってはいけない」を熟読し、標的にした企業宛に署名活動による抗議文の送付をしていたようですが、手作りの健康食品や伝統工芸品を出したり研究するのは、伝統工芸品や手作りの健康食品を展示し、出店する催しや祭りに紛れ込んで来場者を自分たちの所属団体に勧誘し会費などを得て活動資金を稼ぐためなのだそうです。
結局は自分たちの所属団体を大きくするためだけに活動をしているだけで社会をよくしようという魂胆が全くありませんでした。「特定秘密保護法案」の問題について、自称保守も左翼、サヨクもほとんど取り上げない理由は結局は私が出会ったサヨクとサヨク運動家と同じように主義主張を広げることそのものが目的であって社会をよくしようという目的がないからなのではないのかと思います。当初は目的があったのだと思いますが、賛同者が表れて、活動資金が必要になってくると賛同者の気持ちと活動資金しか考えなくなり、社会を変える手段であったはずの、賛同者の人数と活動資金の金額を維持し、増やすことによって運動を拡大し、続けることそのものが目的となってしまい、当初の主義主張も形骸化して、自分たちの所属している団体を潰しかねない事態に対しても鈍感になり、崩壊してしまうのではないのかと今回のライジングの「ゴー宣」と時浦師範代の「wiki直し」を読んで思いました。これは論壇誌を含む、報道機関も同じで、当初は報道機関の主義主張を報道するはずが、いつの間にか読者層や広告料を出す企業を維持し、増やして部数を増やすことが目的となってしまい、主義主張も形骸化して矛盾した論理を展開し、自分たちの首を絞めていることにすら気が付かず、部数を減らしてしまうというものです。TPPに賛成した朝日新聞と産経新聞がその一例を出していると思えてなりません。
今回のライジングの「ゴー宣」と「wiki直し」を読んでいわゆる「左派(左翼、サヨク)」「右派(自称保守)」のどちらにも真の愛国心がなかったからこそ、権力に対する警戒心がここまで薄れてしまったのだと考える様になりました。これも結局は小林師範が現在書いている「大東亜論」の「第14章」で書かれていた「一人でいて寂しくない人間になれ!」という頭山満の意志も私を含む、唯の一人も関心も示していなかったからなのではないのかと思います。今週のライジングを読んだ後に「大東亜論」の「 第14章」と「第13章」を読み直すと、現在において我々人類の心に何が抜け落ちていたのか、改めて思い知らされています。小林師範は「大東亜論」をブログで「トルストイのような名作に作り上げる」と言っていましたが、正直、トルストイシェークスピア、紫式部の愛読者には申し訳ないのですが、トルストイでは勿体ない、シェークスピア、トルストイ、紫式部を合わせても適わないような名作になるのではと勝手ながらに思ってしまいます。一読者のこのような勝手な期待は迷惑ですか?現在、心待ちにできる漫画は「大東亜論」だけですので。
「大東亜論」を雑誌登載時の最初から読み続けている自分に誇りを持てることを信じて。