magome のコメント

>>82 こいらさん

>「皇室が開かれていたので、人生の大先輩みたいな感覚で天皇陛下を捉えていた」というくだりは面白いな

 これは私も同じですし、陛下が心配しているのも陛下自らが開かれた皇室を実践されてこられたからなのではないのかと思います。一昨日送られてきた区内の地元新聞にも天皇皇后両陛下が障害者水泳大会を御視察されたことが一面記事で大々的に取り上げられていました。これも「開かれた皇室」だからこそ実現できることであって戦前、戦中まででしたら決してありえないことなのです。
 しかしながら、山本氏を罵倒している自称保守派の議員や評論家、ネトウヨの頭の中は「天皇制打倒」をほざく、左翼、サヨクと同じで戦中の教育下における天皇観しかないので、この自分たちも無意識の内に受け入れている戦後の「開かれた皇室」が解っていないからこそ、「大問題」になり、天皇陛下が御心配されるという事態にまでなってしまうわけです。
 場所が場所だけに皇居の一般参賀に行っていますがそこの先頭に立っている団体は右翼団体です。これら右翼団体も保守のつもりなのでしょうが、現在の一般参賀が戦後に始まった「開かれた皇室」によって行われていることから、参賀に参加している右翼団体の天皇陛下に対する気持ちも水面下では我々庶民と同じなのです。もし、この右翼団体が山本氏に対して今回の件で罵倒しているとすれば、この団体の天皇陛下に対する気持ちと知識には捻じれが生じ、庶民たちからも遠ざかってしまうのは当然であり、天皇陛下もお気持ちを痛めるのは当然の結果だと思います。
 結論として、山本氏を罵倒している自称保守な評論家、政治家、ネトウヨの頭の中の天皇陛下は「天皇制打倒」を叫ぶ、左翼、サヨクの言う戦中の教育下における天皇陛下と同じであり、だからこそ、自称保守な評論家、政治家、ネトウヨは「天皇制打倒」をほざく、左翼、サヨクの走狗と成り果ててしまうのです。これら輩の脳内では天皇陛下はいまだに軍服を着て、側室と宮家が豊富にいる、男系絶対な戦中の教育で教えられた皇室の中で過ごされているのです。これは自称保守も「天皇制打倒」をほざく、左翼、サヨクも一緒なのです。違いは絶賛するか反対しているかであって、所詮は阿呆な妄想の取り合いにほかなりません。

No.84 134ヶ月前

このコメントは以下の記事についています

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

小林よしのりチャンネル

小林よしのりチャンネル

月額
¥550  (税込)
このチャンネルの詳細