私は外務省国際情報局長の時、月一回位の頻度で、米国情報機関の東京支局長とホテルオークラで朝食を共にした。特段仕事の話はなかった。国際情勢や、日本の政治情勢を取りとめもなく語り合った。
その頃、映画「プライベート・ライアン」がヒットしていた。監督はスピルバーグ、主演はトム・ハンクス。筋は次のようなものである。
米国はノルマンディ作戦を成功させたが、まだフランスの多くはドイツ軍の支配下にある。この時期、陸軍参謀総長マーシャルの下に、戦死報告が届く。ライアン家の四兄弟のうち三人が戦死したというものだった。残る末子ジェームズ・ライアンは一兵卒でフランスのドイツ軍支配下の地域にいる。ライアン家の四人が全員死んだとなると、米国世論に悪影響を与える。マーシャルは一兵卒ライアンの救出を命ずる。命令をうけた大尉は部下6名と通訳を連れ救出に向かう。この作戦に軍事的利益は何もない。結局ライアンは救出されるが、救
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米国大統領選は基本的に共和党、民主党候補が拮抗。直前の経済・社会・政治環境に大きく左右される。その中現時点での世論支持率トランプ40%、バイデンバイデン 49%。掛け率T38%、B56%。獲得代議員必要,270、現状T125、B222、不明191
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ブルムバーグ記事:「米国第一主義」トランプ外交の成果、今や「アメリカ・ラスト」か、 ・EUに入域できる国のリストに米国なく、中国記載されてる、米国の対北朝鮮、イラン、ベネズエラ戦略も行き詰まり。コロナで米国人、外国で入国できなければ影響力当然後退。
コメント
>>日本の領海が領有権を主張するものでなく問題ないなら、
>>中国側が漁船の大船団で押し掛ける理由はなんですか。
まず、日本の領海法は読んだんですよね?中国の領海法との違いは理解しましたか?
むずかしくてよくわからないなら、少なくとも日本の領海法は尖閣の領有権をあらたに主張決定するものでないことはご理解ください。つまり、日本の領海法以前に棚上げ合意があったとしても、どうみても日本の領海法は棚上げ合意に違反するものではないということです。
つぎに「日本の領海が」は「日本の領海法が」のまちがいだとおもいます。
「中国側が漁船の大船団で押し掛ける理由はなんですか」とありますが、そもそも今問題なのは漁船ではなくて、中国公船しかも中国武装公船ですね。そして「理由」はこっちが聞きたいですよ。中国側の行為なんですからね(しかも公船ですから、中国国家権力としての行為)。わたしは侵略するつもりだと考えてはいますけど、「理由」をあなたがご存じなら教えてください。
そして、論点である、「合意があったとして、武装公船が日本の漁船を3時間も追い回すことは合意違反ではないのか」について、あなたの考えを教えてください。また、もし本当に合意があるのなら、中国側は「合意に立ち返れ」といえばいいのに、言わない理由について、あなたの考えをおしえてください。
>>南シナ海と尖閣ではルールが異なります。
>>これまで明確な取り決めがなかったことが原因で、
>>ベトナムも中国と同じことをしてきています。
わたしが南沙諸島を持ち出したのは、中国が領海法で一方的に領土としたばかりか、軍事基地をおき、周辺の開発までしているようだということをいうためですが、ベトナムがそれと「同じこと」をしているのですか?
>>表向きは正式な合意を行わないから「暗黙の了解」なんです。
合意があったかどうかが論点なのに、これは合意をあったことを前提にする議論です。こういう議論は合意があったかどうかの検証上は無意味です。
>>歴史の検証ならできています。貴方がご自身が前述で証明している。
ちがいます。「歴史の検証なら、厳密な批判的分析のもとに 傍証に使えるかどうかというところです」、というのが私の言っていることです。
英国の文書についていえば、最低限でも当時の日中関係、日英関係、英中関係、鈴木の党内党外的立場、鈴木の中国との関係等々が分析の視野にはいるでしょう。そういう検証をしたのですか?
そして、それでようやくいえることは、歴史的に振り返ればこうであっただろうということですが、われわれが問題にしているのは、現在の法的な問題です。それを分析する視座は既述しました。これが「 屁理屈にしか聞こえません」というのなら、他国との取り決めについて「鈴木がこう言っていた」「暗黙の了解」とやらが、日本国憲法上どのように位置づけられるのか、どうぞ屁理屈でない理屈をこねてみてください。
あなたは以前にここに書いていたそうですが、わたしははじめて見るかたなので、どういう方かとおもっていました。しかし、登場のときに、とくに落ち度のない対応をしている「なし」氏にたいして、いきなり罵詈雑言を浴びせているのを見て、
https://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga/ar1910892
あなたにはかかわらないようにしようとおもいました。罵詈雑言はわたしのもっとも嫌うことだからです(ただし、やられたらやりかえします)。
今回、あなたがレスをつけてきたので、仕方なく相手をしましたが、わたしのほうから「 わたしはここでの論争を好みません。この点をどうかご配慮いただければ幸いに存じます」と丁重にそれ以上のやりとりをおことわりしたはずです(ただし、やられたらやりかえします)。
それにたいしてなお、「私もこんなことに時間と労力をを使いたくありません」「もうやめます。私も忙しい」(※)というような、言われた相手を不快にすることばを投げるなど、もはやわたしにはあなたを丁寧にあつかう義理はありません。
※ こういう言い方は相手を不快にするだけでなく、ものすごく格好悪いと思います。ほんとうに忙しい人はそんな言い方しませんからね。
あ、質問を並べましたが、「忙しい」ということなので、お答えは不要です。そして、あなたはわたしのことは忘れて、最初からわたしはいないもの、今回の出来事はなかったことと考えるようにお願いします。
(ID:18367902)
「香港国安法」の崖
<ナイロビの蜂>
言論の自由・行動の自由を奪う国家的人権無視が国際社会の反対の中で、「中国内政問題」ということで、デモで抗議する香港住民の意思を無視し強硬に成立させた。
<プライベイト・ライアン>
一方国際社会は、香港国民の人権を尊重し、英国国民と同じような諸権利を保障し、英国民として積極的に受け入れようとしている。カナダ、オーストラリアなども追随するでしょう。日本も前向きに香港人の受け入れを積極的に推し進めていくべきでしょう。同じアジア人としての、人民としての連帯意識が欠かせない。