・ウクライナは今戦場でロシア軍に押されている。
・その主因は砲弾、無人機等のハイテク。兵員数で劣勢にある事にある。
・こうした中、昨年秋解任された総司令官ザルジニは戦線を膠着と表現、これに対し軍事反攻を行い、ロシア占領地を奪回を図るゼレンスキーと対立。今回の更迭につながる。
・総司令官交代で前線の改善は予想されない。
・それだけでなく、交代したシルシキー氏は犠牲をいとわないタイプ。軍内に反発が出る可能性。
・また後退させられたザルジニ将軍は国民の中でも支持が高かった。キエフ市長で元ヘビー級ボクシングのスター選手クリチコ氏は、ゼレンスキー大統領のザルジニ将軍解任に反対し、措置が国全体に重大な影響を与える可能性と警告
・此の交代は前線での好転はもたらさず、多分一段の悪化が予測され、それに伴いゼレンスキーへの反発が強まるであろう。
A-1ゼレンスキー氏の軍司令官解任がウクライナの立場をどのように改善するかは不
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「岸田政権下で日本の国力がどんどん落ちる…“言うだけ番長”が国会で連日火だるまの必然」岸田政権経済失策が庶民の懐直撃! 実質賃金ダウン&物価高で「節約不況」一直線(日刊ゲンダイ)買い控え、懐が苦しいから。物価上昇に賃金上昇が追いつかず、23年実質賃金は前年比2.5%減。
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随想⑩ロストロポーヴィチ、サハロフ、トヴァルドフスキー:1968年1月私はチェコにいた。チェコでは「人間の顔をした社会主義」と呼ばれる「プラハの春」の真最中だった。そして1968年8月20日ソ連戦車がチェコ侵入。ソ連式「社会主義の正当性」の死である。
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RT 9 Feb, 2024
ウクライナ紛争、NATO拡大の影響、対米関係:タッカー・カールソンによるプーチン大統領インタビューの要点
https://www.rt.com/russia/592158-putin-carlson-interview-ukraine/
ロシアの指導者は、ウクライナ紛争を中心に、待望のインタビューで様々な切実な話題について語った-
保守派の米国人ジャーナリスト、タッカー・カールソン氏が火曜日にクレムリンで行ったプーチン大統領との待望のインタビューを公開した。
インタビューは主にロシアとウクライナの紛争を中心に行われた。
火曜日にXで公開されたビデオの中で、カールソン氏は、西側メディアはキエフの立場を宣伝し、ロシアの立場を軽視することで「読者や視聴者に嘘をついている」と主張した。「それは間違っている。米国人は、自分たちが巻き込まれている戦争について知る権利がある」と彼は言った。
この2時間を超えるインタビューは、カールソン氏のXアカウントで4600万回以上、YouTubeでは公開から数時間で100万回弱の再生回数を記録した。以下はその主な内容である:
1. ウクライナは2014年に戦争を始めた。我々の目標はこの戦争を止めることだ-プーチン
モスクワは2022年に戦争を始めたのではなく、ウクライナが2014年に始めた戦争を止めようとしている、とロシアのプーチン大統領は語った。
プーチン氏は2022年2月24日、キエフによる8年間のドンバス住民弾圧の後、ウクライナでの軍事作戦を発表した。
ドンバスでの敵対行為を終結させようとした2014年と2015年のミンスク合意について、プーチン氏は、地元住民がウクライナに戻るよう説得され、キエフが社会福祉の約束を果たすことに同意すれば、この地域の危機は解決できたと心から信じていると述べた。しかし、キエフの政策立案者たちは、武力によって蜂起を鎮めようとしている、と同氏は付け加えた。
プーチン氏は、ロシアとウクライナは紛争初期には敵対行為の終結に近付いていたと述べた。しかし、2022年春にモスクワがウクライナの首都近郊から軍を撤退させると、キエフは一切の外交を放棄し、最後までモスクワと戦わせようとする西側の圧力に屈したという。
2. 脅威を煽っているだけだ-プーチン、ロシアがNATOを攻撃したがっているという主張について
ロシアがポーランドやラトビアといったNATO諸国と軍事衝突を起こすのは、攻撃された場合だけだとプーチン大統領は述べた。それを否定する西側の主張は「脅威を煽っているだけだ」
ロシアがウクライナに対して核兵器を使用するとか、紛争をエスカレートさせるという憶測は、「ロシアとの対立の中で、米国の納税者や欧州の納税者から追加金をせしめるための、巷の人々のホラ話に過ぎない」とプーチン氏は主張した。
3. 米国と違って、ロシアは中国を恐れていない
プーチン氏は、米国と違ってロシアは中国の台頭を恐れていないと述べ、BRICSが「中国経済に完全に支配される」危険性があるというカールソン氏の指摘を「妖怪物語」だと強調した。
プーチン氏は更に、北京の外交政策は侵略ではなく、妥協点を見つけることを目的としていると述べ、ロシアは中国とバランスの取れた貿易関係を築いていると付け加えた。
4. 紛争の終結を望むなら、ウクライナへの武器供与を止めよ
もし米国がウクライナ紛争を止めたいのなら、キエフへの武器供与を止めるべきだとプーチン氏は述べ、そうなれば敵対行為は数週間以内に終わるだろうと付け加えた。
プーチン氏は更に、キエフが当時のボリス・ジョンソン英首相の言うことを聞き、2022年の和平交渉で合意されたロシアとの停戦草案への署名を拒否したことは「馬鹿げていて、とても悲しい」と述べた。ジョンソン氏自身はもう首相ではないが、紛争は今日まで続いている、とプーチン氏は言及した。
>>16
5. 西側諸国との関係
プーチン氏は、ロシアはソビエト連邦の崩壊を受け入れ、かつては、イデオロギーの違いがなくなれば、西側諸国と協力関係を築けると期待していたと述べた。
しかし、そのようなことは起こらず、米国とその「衛星」は、ロシアの反政府勢力に政治的、情報的、財政的、軍事的支援を提供することで、1990年代の北部コーカサスにおける分離主義とテロリズムを支援した。西側諸国は2014年にウクライナで起きたクーデターにも関与している。
6. NATOの拡張について-プーチン
NATOは領土を東に拡大しないと約束したが、東欧とバルト諸国を全て加盟させることで、直ぐにこの約束を破ったとプーチン氏は述べた。米国主導の この軍事ブロックは現在、ウクライナを引き摺り込もうとしている、とプーチン氏は付け加えた。
プーチン氏は、西側諸国のウクライナへのアプローチを、巨大な政治的過ちと呼び、NATOが2008年にウクライナを このブロックに受け入れると約束したことや、2014年に西側諸国が支援したキエフのクーデターを指摘した。クーデターに反対する人々を迫害するウクライナ新政府のキャンペーンはクリミアへの脅威であり、モスクワはクリミアを自国の保護下に置かざるを得なかった、と彼は付け加えた。
プーチン氏は、ビル・クリントン元米大統領にロシアがNATOに加盟できるかどうか尋ねたが、クリントン氏はそれは不可能だと言ったと述べた。しかし、もし米国の指導者がイエスと言っていたら、モスクワと軍事同盟の和解の時代の幕開けとなっただろう、とプーチン氏は述べた。
7. 誰がノルド・ストリームを爆破したのか-カールソンからプーチンへ
カールソン氏から、バルト海を通じてロシアとドイツを結ぶガスパイプライン「ノルド・ストリーム」を爆破したのは誰だと思うかと尋ねられ、プーチン氏は答えた:米国とその同盟国を指して「あなたたちだ」と答えた。CIAやNATOが関与しているという証拠があるのかと質問されたロシアの指導者は、このような場合、まず攻撃によって利益を得る者、そして攻撃を実行する能力を持っている者を探すべきだと述べた。
8. イーロン・マスクを止めることはできない-プーチン
億万長者のイーロン・マスクは、人間の脳にニューロチップを埋め込むなど、技術的進歩を推し進めているが、「止めることはできない」とプーチン大統領は述べ、この技術に関する合意や規制を行うべきだと付け加えた。大統領は、人工知能や遺伝学における最近の成果を20世紀の核兵器開発になぞらえ、世界各国が危険を感じ始めたとき、新技術を規制する協定を結んだと説明した。
9. プーチン大統領、ゲルシュコビッチ氏の釈放を否定せず
ロシアは親善の印として米国人ジャーナリスト、エヴァン・ゲルシュコビッチ氏(昨年ロシアでスパイ容疑で逮捕)を釈放する用意があるかとの質問に対し、プーチン氏は、ロシアは西側諸国と協力する用意があるが、それに応えてはいないと述べた。しかし、プーチン氏はゲルシュコビッチ氏の釈放を排除せず、そのためには西側の情報機関が柔軟に対応する必要があると付け加えた。
10. 米国主導の西側諸国はロシアと敵対する者を常に支援する-プーチン、ゼレンスキー大統領について
ゼレンスキー氏は平和を掲げて大統領に選出されたが、就任後は「ネオナチや民族主義者」と手を組んだ、とプーチン氏は述べた。彼はその理由を2つ挙げた。
一つは、このような人々は「攻撃的で... 彼らには何でも期待できる」ということ、もう一つは、「米国主導の西側諸国は彼らを支援しており、ロシアと敵対する人々を常に支援するだろう」ということだ。ゼレンスキー大統領にとって それは「有益で安全」だったが、明らかに有権者との約束を裏切った、とプーチン氏は述べ、更に次のように付け加えた:ソ連崩壊後、ウクライナは国家としてのアイデンティティを模索し続けたが、第二次世界大戦中にナチスに協力した「偽りの英雄」を宣伝する以外に良い選択肢は見つからなかった。
>>15
西側のマスコミがゼレンスキーに嫌味を言い始めたと言うことは、この戦争が終末に近づいていることを示していると見るのが常識ですよ。言い換えれば、この戦争の推進はネオコンによってなされたきたが、そのネオコンが米の政治舞台で孤立化してきたということです。
(ID:18367902)
ウクライナが直面している問題は、次のように列記できるが、総司令官交代問題ではない。
①バフムトのロシア消耗戦作戦に消耗戦作戦で対応した。結果はロシアより少ない被害でとどめることができたのは功績であって米国が批判するのはおかしい。兵士の被害を少なくするためには米国は十分な兵器、弾薬を供給すべきであった。責任のすり替えである。
②戦場において重要な兵器、特に大砲が不足している。弾薬などはロシアの20%しか保有できていない。弾薬を米国、EUが供給できなければウクライナは負ける道をとらざるを得ない。ウクライナがロシアと対等に戦うためには弾薬を供給しなければならないし、供給できなければウクライナの問題ではない。
③米国の軍援助費の見通しが暗い。米国の支援不足を棚に上げてウクライナを批判するのは間違っている。
④米国、EUの支援が中途半端であればウクライナが不利な停戦になるのでしょう。ロシアに対抗できる兵器と弾薬を支援できなければ当然ロシアが有利になる。
ウクライナがどのような状態で停戦を結ぶことになるかは、米国とEUの支援の程度によって決まる。当たり前のことが当たり前の結果を導き出す。停戦の状況によってはEUに不安定な状況を作り出しEUの崩壊につながるのでしょう。中途半端にウクライナを支援すれば重大な危機がEUに襲い掛かるということである。