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沖縄だから出る書評。前泊博盛著・書評『同盟は家臣ではない』(孫崎享著) 「米国が日本を守る」は幻想、「核の傘はないー。安保外交のプロが重要機密情報を惜し気もなく開示・解説し、国民に真の「主権者への覚醒を促す。その意味で政府にとっては“危険”な啓蒙の書であろう。
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私は16日―23日中国訪問。対談相手:中国人民平和軍縮会協会、中国現代国際関係研究員院。天津外国語大学。精華大学、北京大学、中国外交学院(周永生)教授等、新華社OB等。私の主張「米、東アジアでの武力紛争を望む。日本の一部呼応。如何に挑発避けるかの英知必要」
コメント
僕は平和を望んでいます。平穏な日常を望んでいます。それは「食、住む所、着る物、医療、経済的な安定」です。日本が安全を守ると言って今でも財政が厳しいときに軍事費を増大し経済を民の生活から軍事優先にする、それも米国の思いに沿って行われることには危惧しています。孫﨑さんの論説を支持します。有事に米国の指揮下に入る自衛隊の危うさも含め、日米安保条約の見直し、日本の独立性を高めて行くことを望みます。台湾有事は中国の内政であり、日本が関わる問題ではないと思います。
イワテサンさん、アメリカ流のパワーポリティックス理論は公正の理屈を投げ捨てて、もちろん悪いものなのだが、それ以上に悪辣なのが米外交に逆らう他国政治家の政治生命を奪うこと。政治生命を奪うわけだから、それ以前に当然脅迫もしている。孫崎さんの著作では、アメリカに逆らって無力にされたりした日本首相ら政治家と服従したそれとを解説してきました。ドイツ・メルケルで証明されたように、世界の政治家の私的電話さえ盗聴しているわけだから、脅迫種などいっぱい押さえていますよ。
アメリカ外交を論じる際にここを観ないアメリカ論など、論外というわけです。こんな事は世界有力国の一応の政治家ならみんな知っていることでしょう。
岩手山って、南麓に小岩井農場がある山ですね。花巻や八幡平など、現在の僕が日本で最も行きたい場所の一つです。連れあいが宮沢賢治の足跡を訪ねたいとも言っていますし。さて、公正な外交についてですが、中国習近平がこんな国連提案をしていることをご存知ですか。別に今の中国が好きなわけではありませんが、この提案は良い。拙ブログこの10月1日分からの一部転載ですが。以下の「国連観点」には、驚いたほどでした。
『 次いで、中国がいかに国連を重視しているかというその思想。15年9月28日の習近平国連演説から、その末尾を抜粋する。
「ここに、私は以下の点を宣言いたします。中国は期間10年、総額10億ドルの中国・国連平和発展基金を創設し、国連の取り組みを支援し、多国間協力事業を促進し、世界平和と発展のために新たな貢献を行う旨を決定しました。中国は新たな国連平和維持力待機メカニズムに加わり、そのために常設編成平和維持警備隊を設置し、8000人規模の平和維持待機部隊を組織することを決定しました。また、中国は今後5年間に、アフリカ連合に対し総額1億ドルの無償軍事援助を提供し、アフリカ常備軍と危機緊急対応部隊の設置を支援することを決定しました。
議長とご列席の皆様
国連が次なる10年を迎えるに当たって、私たちはいっそう緊密に団結し、手を携えて協力・ウインウインの新パートナーを作り、心を一つにして人類運命共同体を築こうではありませんか。「剣を溶かして鋤と為し」、二度と戦争を起こさないという理念を深く人々の心に植えつけ、発展と繁栄、公平と正義の理念が広く実行されるようにしていきましょう!
ご清聴ありがとうございました。」
こう言うとここの右の人々は笑い出すのだが、僕は真面目に述べてきた。日本の戦国時代は、徳川幕府の(警察権の)日本統一で終わり、以降300年の平和が明治以降の日本発展の礎となったが、世界も同じ事。今米中が国連警察軍一本で結集できれば、地球から戦争はなくせるのだ。ケネディとアナン、習近平というここまで三者の国連構想もそういうものだったと確信している。』
(ID:18471112)
この歴史的経緯を踏まえた現状分析に中国側も大いに納得されるのでないか。ロシア同様、中国にしても、日本が米国(DS)の露骨な「召使い国」となって久しいことは、とっくにお見通しだからである。そうして孫崎さんと中国側が共通認識を得た上で、「6:対米従属から脱する時期」「7:日中双方は今、どう対応すべきか」━これらへの中国側の提言を是非伺いたいと思う。
> 今日の日本の政治状況、及び国民感情からしてこの流れを変えられない。
・政治状況が(学校教育に限らない)教育状況を決める
・教育状況が国民感情を決める
・国民感情が政治状況の流れに大きく影響する
日本においては、これがウン十年も悪循環に陥りっ放しである。物事の表層しか捉えることが出来ない、軽薄な人間ばかりを増産し続けているということだ。この辺りの中国の事情はどうなのだろうか。