私は羽生善治氏の著作はかなり読んでいる。

 厳しい勝負の世界で、長年、第一人者の座を自らの力で持ち続けるのは大変なことである。

『捨てる力』で気になった記述を記してみたい。

・将棋では自分が蒔けたことを誰のせいにも出来ない。そのため自己を律する心、

・根っこにあるのは、自分で決めたことを思い切ってやること。「運命は勇者に微笑む」。小学生に「挑戦する勇気」。

・相手に個性を引き出してもらいながら自分の可能性に挑戦、

・「通用した」は事実ですが、これからも通用するかわからない。通用したものと違うやり方を見つけること、「今は最善だけれど、それは今の時点であって“今”はすでに過去」

・守りたければ攻めなければいけない、負けない手をさしていても勝つことは出来ない。

・時には、ブレーキから足を外してガムシャラに「行け!」が必要

・敗北に対してどうやってダメー