tako2008 のコメント

将棋のプログラムは作った経験がありませんが。

ある時点の状況では「何をもって最適なのか」が判断できませんから、
遺伝的アルゴリズムのような「最適化問題」とは違う。

だとすると単純な「ルート検索」の問題であり、これって、
単純な再帰アルゴリズムとコンピューターのパワー(速度、記憶容量)
さえあればできそうな気がするのですが、そう簡単な話ではないのかな。

分岐するルートの数が無限にあり過ぎて、ディスク容量に限界が来る
だろうし、ある程度プログラムの制作者が条件分岐を入れてやらないと、
再帰スタックを保持するのが困難だろうか。

少なくとも、プロと対決する場合、「定石」のような「パターン化」は
あまり意味を持たないと思う。

おそらく、プログラマー側は、棋士とは間逆の発想(推論)が必要で、
如何に不要・無駄なルートを潰して、コンピューターの負担を減らすか
が肝になる気がする。

その場合、戦況(有利、不利)を何かの基準で定量化する必要があると
思うが、何を変数とするのだろうか。

まあ、将棋プログラムなど沢山転がってるので、
わざわざ作る気もないですけどね。

でもそう考えると、人間の頭脳って凄いですね。

目先の問題を処理することだけでなく、処理した経験から副産物として、
さらなる高次の哲学(=経験則)まで生み出すことができる。

No.3 126ヶ月前

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