本日の主題は「戦略的な互恵関係と新時代に相応しい中日関係を如何に構築するか」であり、多くの人は、明るい展望が提示されることを期待していると思います。
だが、短期的に、少なくともこれからの一年には、明るい展望の具体化はあり得ません。
それは残念ながら、今日の日本の対中政策は、日本独自の国益と、中国の国益の調整で形成される訳ではないからです。
日本の対中政策に望む基本は①日本の外交安全保障政策は米国に追随する②米中関係は不安定に推移し、悪化の可能性はあっても良好になる可能性は低いことから構成されます。
米国の情報機関CIAは世界各国の情勢を知らせるサイトを持っていますが、ここでは「真のGDP」として中国24,8兆ドル、米国21,1兆ドルとしています。
将来の発展を見る一つの指標は自然科学の研究です。今や量で中国は米国の上で、質を計量する指標「論文の引用件数上位10%」でも中国はアメリカを凌駕して
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読み人知らず:「米国の下への地方の統合」が進んでいる。それは米国企業主体で行われている。米国はデジタルによる「日米統合」を進めている。デジタル技術で圧倒的な力をもつ米国企業がデジタルをもって日本の要衝を押さえ、地方も米国企業主体で米国の下に統合するということ」
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岸田内閣の支持率低下が続く。時事、毎日は内閣支持率を10%台示し、毎日、不支持率79%は、開始1947年7月以来、最も高い。依然前月比大幅下落が続き、底が見えない。 政党支持率では毎日では自民17%。立憲支持率14%、僅差になる
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孫崎先生がおっしゃる通りです。
周恩来先生の「如何に軍事的衝突を避けるか」は日本人が中国人以上に真っ向から取り組まねばならない義務だと私は考えてます。
周恩来先生は北東軍閥の張学良と2日間も徹夜で中国の将来を語り、意気投合し、蒋介石説得に務め、国共合作に成功したのです。張学良は周恩来の人柄と信念に脱帽したと隠遁したハワイで回顧してます。我が田中角栄氏も張学良の心境だったでしょう。