コタク・ジャパン・ブロマガ

ゲームのムービーシーンは映画の文法をかなり無視している、らしい

2013/07/02 00:00 投稿

コメント:166

  • タグ:
  • 海外の反応
  • 欧米
  • ゲーム
  • 映画の文法
ムービーシーン FF13


映画みたい! にはまだ遠い?

ゲームのムービーシーンはこの10~20年ほどで飛躍的に進化しました。最高のCG技術でハリウッド並みにドラマチックなシーンを売りにしたゲームも増えてますよね。 と こ ろ が、 米ワイヤードの最近の記事によると、そういったムービーシーンで映画制作の基礎のキソさえ守れていないゲームが実は多いんだそうです。  

ワイヤードが挙げた「ゲーム制作者が気をつけるべき映画の文法5つ」を見てみましょう。
  1. シーンは手短に
  2. 長々とした説明は避ける
  3. 必要なシーンだけを入れる
  4. 一秒一秒を大切に
  5. 想定線(イマジナリーライン)を越えない
1~4は脚本・編集上の問題で、ワイヤードの記者はゲームのムービーシーンにムダが多いと感じているよう。短く簡潔に肝心な部分だけをグッと印象付けさせ、前後や詳細は見ている人の想像にまかせるぐらいがいいそうです。

2はゲームの説明ではなく、ストーリーの説明のこと。最近は設定も複雑になってますから、主人公の住む世界を説明するだけでひと苦労、なんてゲームもありますね。5は見ている人の混乱を避けるため、人物の向いている方向や乗り物の進行方向は一つのシーンの中で常に同じに見えるように撮影するという技法。記事ではコレができていない例に『マスエフェクト2』のムービーが紹介され、確かにシェパードさん、あっちこっちに走ってます。

さて、1~4ができていない例として紹介された4本のムービーは、どれも日本のゲームのものでした。ワイヤードや米Kotaku読者からは、「映画とゲームより、日本と欧米の文化の違い」、「日本の作品もハリウッドのルールで作れってことか」、「日本は映画よりアニメを元にしてると思う」など、意外にフォローするコメントが出ています。

ゲームが映画のルールに必ず従わなきゃいけないってことはないですよね。でも歴史が長く研究しつくされている分、見習えるところもある...。みなさんはどう思いますか?


5 Film-School Violations in Videogame Cut-Scenes [Wired via Kotaku

(さんみやゆうな)

コメント

なんとも、残念な批判である。

No.178 138ヶ月前

自分は、ゲームが楽しめればそれでいいと思う。

No.179 138ヶ月前

ゲームと映画は違うものだし、作ってる国だって違うんだから。全部当たり前のこと。逆に言えば違いがなくなるということは個性がなくなるということと同義だと思う。

No.180 138ヶ月前
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

コタク・ジャパンチャンネル

コタク・ジャパンチャンネル

このチャンネルの詳細