ゲームに投入される映像技術が上がった事で生じた齟齬のひとつだな。 例えば、映画のBGMは 「映像の邪魔をしない事が大原則。観終わった後は メインテーマ以外は頭に残らないのが理想」 みたいな事が言われている。 一方ゲームはまだ他の表現技術が色々足りなかった頃に 「BGMで引っ張ろう」みたいな発想なのか、音が前面に出て頑張る ゲームが多かった(昔のゲーム、特にSTGやRPGとかは名作の中でそれ単体で 語られる名曲が数多くあった)。 で、ゲームの映像技術が向上して「じゃ、映画音楽の文法で作ってみようか」 となった時、日本の消費者には必ずしも受けなかった(どれとは 言わないけどあれとそれとか。後、海外ゲームは比較的映画寄り)。 技術の革新はどんなジャンルであれ、既存の王者や天才の失脚を生む事が 少なからずあるのだが、ITの一ジャンルであるゲームはそれがまた堪らなく早い。
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コタク・ジャパンチャンネル
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ゲームに投入される映像技術が上がった事で生じた齟齬のひとつだな。
例えば、映画のBGMは
「映像の邪魔をしない事が大原則。観終わった後は
メインテーマ以外は頭に残らないのが理想」
みたいな事が言われている。
一方ゲームはまだ他の表現技術が色々足りなかった頃に
「BGMで引っ張ろう」みたいな発想なのか、音が前面に出て頑張る
ゲームが多かった(昔のゲーム、特にSTGやRPGとかは名作の中でそれ単体で
語られる名曲が数多くあった)。
で、ゲームの映像技術が向上して「じゃ、映画音楽の文法で作ってみようか」
となった時、日本の消費者には必ずしも受けなかった(どれとは
言わないけどあれとそれとか。後、海外ゲームは比較的映画寄り)。
技術の革新はどんなジャンルであれ、既存の王者や天才の失脚を生む事が
少なからずあるのだが、ITの一ジャンルであるゲームはそれがまた堪らなく早い。