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本日発売!
『文化時評アーカイブス2014-2015』から
よっぴーさんと宇野常寛の
巻末対談ハイライトを配信します!
☆ ほぼ日刊惑星開発委員会 ☆
2015.4.7 vol.298
http://wakusei2nd.com

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本日は、毎年恒例のPLANETSによるカルチャー総まとめ本『文化時評アーカイブス2014-2015』の発売日! (表紙は乃木坂46の秋元真夏さん! )
メルマガでは、巻末の吉田尚記さん(ニッポン放送アナウンサー)と宇野常寛の対談「2014年のサブカルチャーを振り返る」のハイライトを無料配信します。いま物語、そしてサブカルチャーが担うべき役割とは――?

 
■ 無印良品、レゴ、IKEA……モノを語る言葉を鍛えたい
 
宇野 ちょっと変な話をしていいかな。無印良品についてなんだけど、あれはそもそものコンセプトとしては、今のトレンドでいうところの「スローフード」と「シンプルライフ」の価値観を打ち出したバブル批判として始まっている。それが支持されて、今では都市生活の基本的なインフラとして、プラットフォームとして機能しているという構図だと思う。でも今やニューヨークのMoMAのショップにも無印の商品は置かれていて、たとえば無印良品が進出していないアフリカの観光客が買っていったりする。すると、ここではもはや日本のバブルに対する批判とか「ヒップな生活革命」的な価値観の文脈は無化されている。そして日本における都市生活のインフラとしても、単に使いやすいとか美しいというレベルで支持されていると思うんだよ。
 こういう考え方を大事にしたいと思ってるんだよね。つまり、結果的に無印は普遍的な価値を獲得している。これはレゴやIKEAにも同じことが言えて、アメリカというプラットフォーム国家を経由することで、ローカルな文脈から出てきたものが世界市場に対応できるものになっている。これも一般にはグローバルで最小公倍数的なものだと思われているけれども、僕の考えは違っていて、本来は独裁的、かつエリート主義的に作られた商品で、実は作家性の権化のような商品が、アメリカを経由したことでメジャーになったと思うんだよね。そこで、普遍的な価値を持つようになったのが、無印であり、レゴであり、IKEAである気がするんだよ。
 こういった普遍性こそがコンテンツの世界というか、物語の世界で求められていると思う。ただ難点としては、今挙げたものはすべて「モノ」であって、これを物語のレベルに応用するのは本当に難しいということ。僕らは言葉や理念こそがローカルな共同性を超えて遠くまで届くと思っていたけど、理念や物語、理想が持っている正確なニュアンスは、実は小さなコミュニティの中で文脈を共有できる人間にしか伝わっていない。誰もがメディアをもって発信できるし、日常的に書き言葉でコミュニケーションしているけれども、物語のレベル、言葉のレベルで思考されたものの力は、本当は弱まっている気がする。たとえば、どんなに繊細に戦争論や安全保障論を話したとしても、情報社会においては「朝日新聞の敵か味方か」「日本の敵か味方か」という次元でしか相手にされず、二元論でしか判断されない現実がある。でも、たとえばモノとしての「MacBook Air」は地球の裏側まで届けられても、その思想やメッセージは単純化されない。それはやはりモノだからで、インターネットを通じて情報に分解されていないから。つまり、物語は二次創作とか、受け手の好きなように解釈されてしまうけれども、モノはその幅がものすごく狭いから総合的な思想や世界観を維持したまま届いてしまうという。そういうモノと同じくらい強い、普遍的な物語ができないだろうかということを
考えるわけですよ。

吉田 このあいだマンガ『宇宙兄弟』(※1)の担当編集をされていた佐渡島庸平さんと話したんですけど、佐渡島さんによれば、まだ世の中には物語が足りていなくて、たとえば近くのコンビニに行ったとして、そのコンビニにまた行きたいと思わせるような物語はないと言うわけです。確かにその通りで、快適だから足を運ぶのとは別に、先が気になるとか、次のページをめくりたくなるという機能こそが物語であって、もう一度、このコンビニに来たいという理由がなければ物語があったとは言えないだろうと。僕の解釈が入っているので、このままの言葉ではないんですが、その理由を考えるのが営業の仕事だとも言っていて、つまり、営業で成果を出す人にはすごいストーリーがあって、その人に頼まざるを得ないようなストーリー、コンビニに足を運ぶだけの理由を作れる人が優れた営業マンだと言うんです。
 
(※1)『宇宙兄弟』:小山宙哉作。週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で連載中。幼いころに見たUFOに憧れて宇宙飛行士を目指す兄弟の奮闘と仲間たちとの友情を描く。実写映画、劇場アニメ、テレビアニメと3度にわたって映像化されている。
 
 確かに人間というのはストーリーに沿って生きたいけれども、でも、そもそもストーリーなんていうものはないわけですよ。脳科学の研究で言われているのは、脳がコントールセンターとなって、そこからの指令によって人間の行動は決定していると考えがちだけれども、実は身体の方が先に反応しているそうで、つまり手を動かそうと思うのではなくて、先に手が動いてから脳が「手を動かした」と事後的に思うんだそうです。そうした脳の機能を考えると、さまざまなストーリーを記憶しつづける装置としてあるだけで、ストーリーというのは結局のところ、自分の手順を脳がどう記録したかという認識でしかないわけですから、もっとも強力なのは生理ということになる。
 生理とモノは強く結びついているわけですよ。触り心地がいいものを触りたいし、いい匂いのものを使いたいじゃないですか。だからこそモノは強い。もしわざわざ悪い臭いのものを選ぶ理由があるとしたら、そこには強固なストーリーがあるはずです。
 だから価値誘導とか目指すべき理想のようなものがない以上、物語は駆動されないと思いますね。宇野さんがおっしゃるような、距離や言語を超えて直接的に伝わるモノと同じような物語をつくるには、ある程度以上の合意できる価値観を共有していないとできない。これはいかに教祖が奇跡を起こしつづけたかという聖書に書かれていることと同じようなもので、はじめから合意されている人間たちが一定数以上いるからこそ、聖書のストーリーは成り立つし、意味のあるものとして受け入れられるんであって、まず先に何か強固な価値観を立ち上げないと難しい気がするんですよね。

宇野 物語的な想像力というのは新しい価値観を示してこそ意味があるから、そこまで行ってもらわないと。

吉田 そうなんです! もう少し僕らの皮膚感覚が敏感だったら、新しいストーリーや価値観を導いていけるだけの何かを感じとれるはずで、そこが鈍磨してはいけないところなんですよ。

宇野 すごくよくわかります。だから僕としては理念や言葉よりも、モノやコトのほうが人間の想像力としては先を行っていると思っていて、このギャップをなんとか埋めていきたい。だからまず、モノを語る言葉を鍛えたいと考えていて、ローカルな政治状況にも社会状況にも回収されない、普遍的な価値としての無印良品という器をどう語っていくか、そういうチャレンジをしてみたいわけ。

吉田 それは物語に対して、ということですか?

宇野 モノを物語のように分析することかな。つまりユニクロにしても安くて丈夫だから買うと思い込んでいるかもしれないけれども、実は違うコンテクストが見出せるかもしれないと……。

吉田 確かに、安くて丈夫だけではないと思いますね。ひとつには雰囲気がいいからですよ。

宇野 そう。ユニクロのデザインとか、醸し出す雰囲気を好んで買っているはずで、それはかなり普遍的な価値に迫っていると思うわけ。つまり人間の体験はデザインできないけれども、その体験を規定するモノはデザインできる。それをグローバルな情報社会において体現するものとしての先行例が、無印やレゴだと考えているわけ。
 落合陽一という、僕のメールマガジンでも「魔法の世紀」という評論を連載してもらっているメディア・アーティストがいるんだけど、彼はヨウジヤマモトのマニアなんですね。ヨウジヤマモトの一般的な評価としては西洋男性へのコンプレックスから屈託のある男性性の問題を商品化していったというものだけれども、でも結果として、そうしたコンセプトとは別の普遍的な価値が宿っているのではないかというヨイショができないか、とこの間話した。

吉田 わかる気がします。この間、シンガポールに行ってきたんですが、そこでユニクロの看板が赤いことには、すごく意味があることに気づいたんですね。日本とは明らかに違う気候状況で、あの赤い看板を見ると妙な気持ちになるんですが、30度もある高温多湿の中でもフリースは売っていて、現地の人たちも記号消費として面白がるように買ってしまっている。たとえば、今でこそいちご大福を食べた瞬間に美味しいと思うようになっているけれども、ほんの数十年前までは誰もあの味を想定していなかったですよね。だから、餡子といちごを組み合わせたら、そのどちらでもない味ができるみたいなものは、まだたくさん埋まっているんだと思うんです。
 
 
■ 可能性としてのDMM.make AKIBA
 
宇野 落合さんの「魔法の世紀」では20世紀は映像の世紀で、情報技術によってメディアが変容することで社会も変わる時代だったと位置づけている。つまり、前世紀はメディアについて語ることが社会を効果的に語ることだったけれども、今世紀に入ってからは、情報技術によって変化するのはメディアではなく、現実空間になるというわけ。この変化によって人間の美的感覚とか感動が生まれるメカニズムも、すべて変わっていくというのが彼の主張で、日本における現象面として、その象徴になるのが「DMM.make AKIBA」(※2)だと僕は考えている。そのプロデューサーの1人である小笠原治さんという人は、本当に面白い。
 
(※2)DMM.make AKIBA:2014年11月に東京・秋葉原にオープンしたオープンスペース型のラボ。「ハードウェア・スタートアップを支援するものづくり施設」をテーマに機材150点、総額5億円分を自由に使えるほか、シェアオフィス機能なども持つ。
 
吉田 実は僕も取材でお会いしました。確かに面白かった。

宇野 小笠原さんは「さくらインターネット」という、いわゆるテキストサイト時代のインフラを支えたサーバー屋をやっていたんですが、昨今のネット状況に絶望して六本木にIT企業の関係者が集まるバーを開くんですよ。そこでのノウハウを使って、つまり、どうすれば集合知というか、プレイヤー同士の創発が有機的に起こるかという知識や技術を溜めこんだ上で、ものづくりの拠点となる今の「DMM.make AKIBA」をつくったわけです。
 
(この続きは、『文化時評アーカイブス 2014-2015』で!)
 
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『朝日新聞出版×PLANETS 文化時評アーカイブス 2014-2015』宇野常寛(監修)
 
▼目次
表紙・巻頭グラビア・インタビュー
秋元真夏(乃木坂46)
 
巻頭特集
【座談会】石岡良治×宇野常寛×吉田尚記「サブカルチャーの歴史化を問い直すーー2010年代の文化地図」
【座談会】青山雄一×石岡良治×稲葉ほたて×井上明人「なぜゲーム実況は人気ジャンルになったのか?」
【コラム】中津宗一郎「世界と自分を一直線に繋げるーー睡眠時間を削ってまで散歩がしたくなる位置情報ゲームIngress(イングレス)って何?」
【座談会】岡島伸士×さわやか×濱野智史×宇野常寛「第二次アイドルブームのゆくえ」
【座談会】柴那典×さやわか×稲葉ほたて「ボカロシーンの現在ーー音楽史の中の『カゲロウプロジェクト』」
【コラム】稲葉ほたて「10年代のユースカルチャーを語るために」
 
第1クオーター(1月~3月)
【座談会】岡室美奈子×成馬零一×古崎康成×宇野常寛「テレビドラマ定点観測室 2014 winterーー『失恋ショコラティエ』『なぞの転校生』ほか」
【対談】石岡良治×宇野常寛『アナと雪の女王』
【インタビュー】福田雄一「“天然の革命児”が指原莉乃と切りひらくテレビの未来」
【コラム】宇野常寛「『笑っていいとも!』はつまらなかった!?」
 
第2クオーター(4月~6月)
【座談会】岡室美奈子×古崎康成×成馬零一×宇野常寛「テレビドラマ定点観測室 2014 springーー『プラトニック』『ファーストクラス』ほか」
【対談】森田真功×宇野常寛『女のいない男たち』
【対談】中町綾子×宇野常寛『花子とアン』
【対談】チョウ・イクマン×宇野常寛『機動戦士ガンダムUC』
【対談】井上明人×中川大地「『ダンガンロンパ』は「バトルロワイヤル的想像力」をどう更新したのかーー西尾維新、ゲーム的リアリティ、”ダークナイト以降”のキャラ造形から考える」
 
第3クオーター(7月~9月)
【座談会】岡室美奈子×古崎康成×成馬零一×宇野常寛「テレビドラマ定点観測室 2014 summerーー『アオイホノオ』『おやじの背中』『昼顔』ほか」
【対談】高橋栄樹×宇野常寛「『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』を語り尽くす」
【インタビュー】福田雄一「僕も、焔モユルと一緒なんですよーードラマ24『アオイホノオ』をめぐって」
【対談】真実一郎×宇野常寛『STAND BY ME ドラえもん』
 
第4クオーター(10月~12月)
【座談会】岡室美奈子×古崎康成×成馬零一×宇野常寛「テレビドラマ定点観測室 2014 autumnーー『ごめんね青春!』『さよなら私』『昨日のカレー、明日のパン』ほか」
【座談会】石岡良治×真実一郎×宇野常寛『妖怪ウォッチ』
 
巻末特集
【座談会】現役漫画編集者匿名座談会「いま、ほんとうに読むべき漫画とは?」
【インタビュー】kz(livetune)「ガラパゴスな日本の音楽文化をいかに世界へ展開するか」
【対談】吉田尚記×宇野常寛「2014年のサブカルチャーを振り返る」
 

▼PLANETSの日刊メルマガ「ほぼ日刊惑星開発委員会」は4月も厳選された記事を多数配信予定!
配信記事一覧は下記リンクから更新されていきます。
http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/201504
TUnp2IqoIAhAmJonFPszAWQcYjdUWj6G5UMMX6li
 

【こちらも本日開催!】「クリエイティブの生存条件―― これから勝つメディア、生き残るクリエイター」佐藤詳悟×佐渡島庸平(コルク)×古川健介(nanapi)×宇野常寛×【司会】高宮慎一

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▼概要
今メディアビジネスの争いが熾烈だ。SmartNews・Gunosy・NewsPicks といったニュースキュレーションメディアから、マンガボックス・comico などマンガアプリ、Amazon Kindle・楽天Koboの電子書籍、YouTubeとニコニコ動画、流行りのバイラルメディアまで、それぞれの領域で主導権を握るための競争が始まっている。問題は、そのすべてがプラットフォーム側の争いだという点だ。ひとたび覇権を握ったプラットフォーム側が料率を下げれば、苦しむのは創り手(クリエイター)でありコンテンツ提供者(パブリッシャー)である。
 
本イベントはネット以降、コンテンツそのもの(本/CD/DVD等)の価格が下がり続けるなか、クリエイターやパブリッシャーがどう生き残るべきか、激変するメディアビジネスを見通すためのトークイベントだ。音楽業界を中心にモノ(CD等)からコト(ライブ体験等)へマネタイズの中心が移るなか、本当にモノ自体に価値は発生しないのだろうか?
 
今回の渋谷セカンドステージも出演者は多彩だ。大手出版社出身ながら作家エージェントに未来を見出したコルクの佐渡島庸平氏、同じく大手芸能プロダクションから「ヒト」にかけて起業したQREATOR AGENTの佐藤詳悟氏、暮らしのレシピをコンセプトに自らメディアを立ち上げて運用するnanapiの古川健介(けんすう)氏、そしてPLANETS編集長の宇野常寛の4名である。司会にはマネタイズのビジネスモデルを見極めるプロであるグロービズの高宮慎一氏を迎えた。新聞、テレビ、ラジオ、出版、ネットなどすべてのメディア産業に携わる者、クリエイターやパブリッシャーが知っておくべきメディアビジネスの未来を縦横無尽に語り尽くす。
 
▼出演者(敬称略)
佐藤詳悟(QREATOR AGENT代表)
佐渡島庸平(コルク代表)
古川健介(nanapi 代表)
宇野常寛(評論家、PLANETS 編集長)
【司会】高宮慎一(グロービス・キャピタル・パートナーズ パートナー/CSO)
 
▼スケジュール
4月7日(火) 18:30 open / 19:00 start
 
▼会場
渋谷ヒカリエ 8階 8/01/COURT(渋谷駅 直結)
〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1
 
▼チケット
一般: ¥3,000
PLANETSチャンネル会員特別割引: ¥2,500
 
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『PLANETS vol.9』は2020年の東京五輪計画と近未来の日本像について、気鋭の論客たちからなるプロジェクトチームを結成し、4つの視点から徹底的に考える一大提言特集です。リアリスティックでありながらワクワクする日本再生のシナリオを描き出します。
 
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【告知】編集部からのお知らせ
PLANETSからの耳寄りな情報を、どこよりも早くお届けします。

 
☆★今週のPLANETS★☆
▽ニコ生情報
 
4/6(月)25:00〜月曜ナビゲーター宇野常寛 J-WAVE「THE HANGOUT」延長戦 延長戦 vol.27 4月6日放送分
☆J-WAVEでの本番直後に、PLANETSチャンネルだけで延長戦をやります! あなたのメールも復活しているかも!?
J-WAVEでの放送はYouTube LIVEによる同時中継があります
メール応募は番組フォームから
延長戦URLはこちら

4/7(火)「クリエイティブの生存条件――これから勝つメディア、生き残るクリエイター」佐藤詳悟×佐渡島庸平×古川健介×宇野常寛×高宮慎一【イベント生中継】
☆豪華ゲストと共に、激変するメディアビジネスの未来を語りつくします。
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チャンネル会員向けニコ生中継はこちら

4/9(木)21:30〜「ドラフト動画と48グループ都市伝説検証! ほぼ月刊 48ジャーナル vol.9」
☆あなたの知っている48グループ都市伝説を送ってください! メールはニコ生番組ページ説明欄のメールフォームから。
 
▽書籍・雑誌情報
 
★4/7(火)発売★
☆今年は乃木坂46・秋元真夏さんが表紙&巻頭グラビアです! よっぴーさんと宇野常寛が2014年を振り返る特別対談や、よっぴーさん、石岡良治さん、宇野常寛で2010年代の文化地図を総括する座談会、そして濱野智史さん、岡島紳士さん、さやわかさんと第二次アイドルブームのゆくえを語り尽くす座談会なども新規収録。

★4/10(金)発売★
☆ついに『リトピー』が文庫になりました! 価格もぐっとお求めやすくなっています。文庫版の解説は川上弘美さんです。なお今回も著者印税は復興支援のため全て寄付させていただきます。

★発売中★

☆雑誌『ダ・ヴィンチ』宇野常寛の連載、書籍化第2弾! チームラボ、ドラ泣き、ガンダムUC、風立ちぬ、多崎つくる、恋チュン、海街diary、頭文字D…など多くの論考を収録。

☆いま私たちはナショナリズムとどう向き合うべきか? 21世紀の東アジア社会のなかで、この国はいかなるビジョンを描くべきか――。萱野稔人、小林よしのり、朴順梨、與那覇潤、宇野常寛によるシンポジウムの内容に加え、萱野稔人、與那覇潤それぞれと宇野常寛の対談も収録。

☆今年4月に開催され大好評だった、いきものがかり水野良樹さん、livetuneのkzさん、そして音楽ジャーナリストの柴那典さんと宇野常寛で「これからのJ-POP」を語ったトークイベントの全容を電子書籍でお届けします。 

☆根津孝太さん、吉田浩一郎さん、駒崎弘樹さん、門脇耕三さん、猪子寿之さん、尾原和啓さん、落合陽一さんとの対話集。

☆宇野常寛の連載「THE SHOW MUST GO ON」、なんと今回で最終回を迎えます。題して、「もう〈出版社〉はいらない」。4/6(月)発売。

☆連載「テレビドラマが時代を映す」では、「問題のあるレストラン」を取り上げました。4/10(金)発売。

☆連載「月刊カルチャー時評」では、稲葉ほたてさんと「ニコニコ闘会議」について語りました!

☆ニューヨーク・タイムズが年一回発行するアニュアル誌の日本版が誕生! 記念すべき今号に宇野常寛が寄稿しました。テーマは「民主主義は、僕らがアップデートする」。さらに、注目のオピニオンリーダー10人も紹介しています。

☆文庫版附録として、輿那覇さんと宇野常寛の新規対談が収録されています!