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月曜ナビゲーター・宇野常寛
J-WAVE「THE HANGOUT」
3月30日放送書き起こし!
J-WAVE「THE HANGOUT」
3月30日放送書き起こし!
☆ ほぼ日刊惑星開発委員会 ☆
2015.4.6 vol.297
大好評放送中! 宇野常寛がナビゲーターをつとめるJ-WAVE「THE HANGOUT」月曜日。ほぼ惑月曜日は、前週分のラジオ書き起こしダイジェストをお届けします!
■オープニングトーク
宇野 時刻は午後11時30分を回りました。みなさんこんばんは。評論家の宇野常寛です。今日もみなさんに冒頭からひとつ報告があります。いま、僕は精神的な戦いを挑んでいます。某フランスのおしゃれブランドに。実はですね、4月から毎週テレビに出ることになったので、ちょっと服を買い足そうと思ったんですよ。僕は基本的に1年中ジャージを着ているんですけど、さすがにテレビのワイドショーのコメンテーターをやるんだから、少しはパリっとした格好しようかなと思って、1年に1回行くか行かないかの某デパートのメンズ館に行ったんです。このメンズ館は、2年くらい前かな……僕がいつもお世話になっている、というか僕の心の師匠である平成仮面ライダーシリーズでお馴染み脚本家の井上敏樹さん、そして僕の仮面ライダー友達の作家の川上弘美さんに、服を見立ててもらったことがあったんです。そのときに、井上さんが、ご自身の趣味で、かなりワイルドサイドな団体の構成員、もしくは準構成員的な服ばっかり僕に勧めてくるんですよ。紫のジャケットとかね。そんなの、バットマンのジョーカーが着ているのしか見たことないんですけどね(笑)。それで、僕がドン引きしているのを見かねて川上さんが勧めてくれたのが、そのブランドでした。だからそれ以降ちょっとお気に入りになって、ときどき行くようになったんですよね。
で、今日もそのお店に行こうと思って、シャツとかパンツとか春ものを見繕いに行ってきたんですよ。いくつか選んで、さあ会計だっていうときに、店員さんにポイントが付くから会員カードを作らないかってきかれたんですよ。20代後半くらいのちょっと丸顔の女子店員さんにね。まあ梱包と配送の手続きにちょっと時間があるから、その間に手続きするんだったらいいかなと思ってOKしたんですよ。それで、住所とか名前とかを記入していくんですけど、申し込み用紙の後ろの方に、なぜか趣味とかを書く欄があったんですよね。そしたら、この趣味の欄がすごくて、あまりにもすごかったので僕は写真を撮ってきました。読み上げますね。「あなたの趣味を教えてくらさい。1.アート、2.映画、3.写真、4.スポーツ、5.旅行、6.音楽」。これにはちょっと参りましたね。だって、初っ端からアートですよ? アートって趣味の候補のいちばん先に来ないでしょ普通(笑)。僕ね、ここにあがっているものはだいたいそれなりに嗜んでいるつもりだけど、この並びって、明らかに僕みたいな人間を想定していないんですよね。
たとえば最初のアートっていうことで言うと、チームラボの猪子寿之が個展をやったときに、僕はニューヨークのPACE GALLERYに文章とか書いているんですよね。で、2番目の映画は、僕は評論を何度も手がけていて、まあアニメが中心だけど、ユリイカのスピルバーグ特集とか山下敦弘特集とかにも書いているわけです。で、写真も、よくプラモやフィギュアの写真を撮っていて、専門誌に寄稿したこともあるんです。スポーツについてはオリンピックの本を作ったばかりですよね。旅行についても人並みには好きだし、音楽に至っては年に5回くらいCDを数十枚買っているんですよ。まあ、同じCDなんですけどね(笑)。
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