私は時々、日本国民の判断にがっかりすることがある。

 前回の衆議院選挙の結果もそうである。

 しかし、今度の人質事件に対する反応位がっかりしたことはない。

共同通信社が25日に実施した全国緊急電話世論調査によると、「邦人人質事件に対する安倍政権の対応を「評価する」は「ある程度評価する」を含めて60・6%」、

総じて評価するが60.6%、一体この国民はどうなったのであろうか。

 第一に今回のイスラム国の殺害を起こしたのは間違いなく、安倍首相の発言が契機である。

 安倍首相は「イラク、シリアの難民・避難民支援、トルコ、レバノンへの支援をするのは、ISIL(注:イスラム国)がもたらす脅威を少しでも食い止めるためです。地道な人材開発、インフラ整備を含め、ISILと闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度、支援をお約束します」と話した。イスラム国を敵視する発言をした。

 これがイ