2日読売新聞は下記報道を行った。
「7月末に極秘に北京を訪問した福田康夫元首相が、習近平国家主席と会談していたことがわかった。
沖縄県の尖閣諸島や歴史認識をめぐって対立や緊張が続く日中関係の打開策などについて、意見交換したとみられる。
安倍首相は11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ、一切の前提条件をつけずに日中首脳会談を開くよう中国側に呼びかけているが、開催の見通しは立っていない。]
3日朝日新聞は次のとおり、報じている。
「福田康夫元首相が先月27~29日に中国・北京を訪問し、習近平国家主席と極秘に会談したことが分かった。11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)などを控え、対立が続く日中両国の関係改善の可能性などについて意見を交わしたとみられる。」
安倍―習近平会談実現しない中の福田元首相・習近平会談の意味を
コメント
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>>1
younghope sさん
>中国は信義の国であり、日本の先達も信義に篤い人たちであった。
>だからこそ、米国を出し抜くような形で、中国と「尖閣棚上げ」で
>けたことに思をいたすべきでしょう。
まったく同感なのですが・・。
ただ、最近の中国人は、30年前と比べて、特に若い世代は大きく
価値観が変わってきていることにも注意を払う必要があるかと。
それはどういうことかというと、「中国の欧米化」です。
アジア的な「信義」に基づく合意より、「利益」に基づく合意を好む
ようになってくるのではないか、ということです。
現代の中国は、日本よりも過激な資本主義・競争社会です。
尖閣問題を棚上げすることは、「互いの国益になる」ということを
しっかりと確認し、「条約化」してしまったほうが良いと考えます。
なぜなら、その前例というのが、今の我が国であるからです。
今の政治家は、平気で国民との約束を破るし、信義などクソッタレ。
まして、40年前の国家間の約束事など守るはずがない。
いずれ中国でも若い世代が、国家の指導部の中枢をしめます。
その時、同じことが繰り返されるのではないかと予想します。
しかし、だからといって、将来中国と信頼関係が築けないわけでは
ないと思っています。むしろ逆に、交流し易くなるかと。
>日本と中国は本来長い歴史の中で築き上げた文化があり、
>米国より良い関係を築けるのに、
ご指摘されたように、日中の文化には共通の歴史と価値観がある。
それは、若者達のサブカルチャーについても同じことが言えます。
私は、両国民の関係改善と信頼醸成には、文化(サブカルチャー)に
よる交流に活路を見出しています。
下記のYouTubeの動画を見てみて下さい。
<SNH48「SNHello星萌学院」>
https://www.youtube.com/watch?v=UF7VAIAjJxk
信じられないかもしれませんが、これは現代中国のアイドル番組です。
日本のテレビ番組とまったく変わりません。
また、日本のテレビゲームも同じく人気です。
<Kazooloo at the ChinaJoy 2013 Game Exhibition>
https://www.youtube.com/watch?v=gSAShlpZkSE
知らず知らずの内に、日本の若者文化が中国に浸透しているわけです。
これを中国の「親日化戦略」に利用しない手はありません。
やはり外交戦略というもの、その時代に合わせて、
発想を変えていかなければならないと考えています。
(ID:18367902)
>>10
「棚上げ論」は、確かに当時の解決方法であり、現代的解決は、違った形の解決にが考えられてしかるべきでしょう。筒井俊彦氏の「間文化論」と同じことを述べられており、全く異論がありません。多くの人が中国と対立するのでなく、文化を大切にするところで共通点を見出していくことが必要と考えています。確かに日本も中国も、米国の感化を同じように受けており、率直的に話し合うところに解決の道があるはずです。現時点中国は、「棚上げ」を主張していますが、この方式で解決しなければ、現代的ビジネス的に金銭での解決、領土の共有化により将来期待される資源の共有化を率直に話し合うことでしょう。利害の対立は領土でなく資源にあるのですから。若い方々の知恵の見せどころでもあるのではないか。
(ID:32175174)
>>1
「日本と中国は本来長い歴史の中で築き上げた文化があり、米国より良い関係を築けるのに、一部の米国人に感化され、魂を売り渡した日本人とジャパンハンドラーの思惑に振り回され」ているって?
安倍氏や麻生氏の中国観はとてもそんなもんじゃないでしょ。彼らは近世に於いては日本は中国からも米国からも不当な扱いを受けていると感じていると思う。日本と中国は日本が一方的に中国文化の恩恵を受けていた西暦6世紀頃からの文化交流時代ですら対等な国家関係にはなかった。まして近世の清朝時代は朝鮮を間に対立してきた上、日清戦争を戦い、日中戦争に至っている。安倍氏や麻生氏を含め、戦後の教育を受けた日本人は、基本的に日本が悪かったという意識を持つような歴史教育を受けていない。さらに日本の文化には、戦争においては一方が悪であるという意識が無いのが常識になっている。例えば、源平の戦いや明治維新の官軍幕軍の戦いの結果、日本国民は完全に片方が正しいという結果を導いているか。
否である。その点では、戦いは単なる勢力争いであるという冷めた見方をするのが常であり、とてもイラク人や中国人が負けた軍隊の将の銅像を草履で叩くというようなくだらない興奮はしない国民なのだ。そういう意味ではGHQの教育は日本人を変えることに失敗している。結果として安倍氏や麻生氏を含め、戦後教育を受けたはずの全日本人は第二次大戦中の連合国に対して配線したことは認めるものの、日本が一方的に悪かったとは思っておらず、中国に対しては負けたとも思っていない。したがって、中国が何と言おうとも尖閣諸島は100年以上実効支配している固有の領土であると信じており、東京裁判は単なる勝者の敗者処罰としか思わないし、絞首刑になった戦犯たちは気の毒な犠牲者であり、従って靖国神社には国の指導者はお参りすべきだと心底から思っているのである。もちろん、天皇を東京裁判に引っ張り出していれば、もしかするともう少し変ったかも知れない。しかし、日本人は良かれ悪しかれいわゆる彼らの言う国体をもう少し(何百年か)維持して行く可能性がある。まあ、あたしとしてはどうでもいいが。日本が無くなれば朝鮮人、中国人、米国人、何人にでもなればいいじゃないか。早く、国なんてものがなくなりゃあ、こんなくだらないことを言わなくても済むようになるのに。