>>1 younghope sさん >中国は信義の国であり、日本の先達も信義に篤い人たちであった。 >だからこそ、米国を出し抜くような形で、中国と「尖閣棚上げ」で >けたことに思をいたすべきでしょう。 まったく同感なのですが・・。 ただ、最近の中国人は、30年前と比べて、特に若い世代は大きく 価値観が変わってきていることにも注意を払う必要があるかと。 それはどういうことかというと、「中国の欧米化」です。 アジア的な「信義」に基づく合意より、「利益」に基づく合意を好む ようになってくるのではないか、ということです。 現代の中国は、日本よりも過激な資本主義・競争社会です。 尖閣問題を棚上げすることは、「互いの国益になる」ということを しっかりと確認し、「条約化」してしまったほうが良いと考えます。 なぜなら、その前例というのが、今の我が国であるからです。 今の政治家は、平気で国民との約束を破るし、信義などクソッタレ。 まして、40年前の国家間の約束事など守るはずがない。 いずれ中国でも若い世代が、国家の指導部の中枢をしめます。 その時、同じことが繰り返されるのではないかと予想します。 しかし、だからといって、将来中国と信頼関係が築けないわけでは ないと思っています。むしろ逆に、交流し易くなるかと。 >日本と中国は本来長い歴史の中で築き上げた文化があり、 >米国より良い関係を築けるのに、 ご指摘されたように、日中の文化には共通の歴史と価値観がある。 それは、若者達のサブカルチャーについても同じことが言えます。 私は、両国民の関係改善と信頼醸成には、文化(サブカルチャー)に よる交流に活路を見出しています。 下記のYouTubeの動画を見てみて下さい。 <SNH48「SNHello星萌学院」> https://www.youtube.com/watch?v=UF7VAIAjJxk 信じられないかもしれませんが、これは現代中国のアイドル番組です。 日本のテレビ番組とまったく変わりません。 また、日本のテレビゲームも同じく人気です。 <Kazooloo at the ChinaJoy 2013 Game Exhibition> https://www.youtube.com/watch?v=gSAShlpZkSE 知らず知らずの内に、日本の若者文化が中国に浸透しているわけです。 これを中国の「親日化戦略」に利用しない手はありません。 やはり外交戦略というもの、その時代に合わせて、 発想を変えていかなければならないと考えています。
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younghope sさん
>中国は信義の国であり、日本の先達も信義に篤い人たちであった。
>だからこそ、米国を出し抜くような形で、中国と「尖閣棚上げ」で
>けたことに思をいたすべきでしょう。
まったく同感なのですが・・。
ただ、最近の中国人は、30年前と比べて、特に若い世代は大きく
価値観が変わってきていることにも注意を払う必要があるかと。
それはどういうことかというと、「中国の欧米化」です。
アジア的な「信義」に基づく合意より、「利益」に基づく合意を好む
ようになってくるのではないか、ということです。
現代の中国は、日本よりも過激な資本主義・競争社会です。
尖閣問題を棚上げすることは、「互いの国益になる」ということを
しっかりと確認し、「条約化」してしまったほうが良いと考えます。
なぜなら、その前例というのが、今の我が国であるからです。
今の政治家は、平気で国民との約束を破るし、信義などクソッタレ。
まして、40年前の国家間の約束事など守るはずがない。
いずれ中国でも若い世代が、国家の指導部の中枢をしめます。
その時、同じことが繰り返されるのではないかと予想します。
しかし、だからといって、将来中国と信頼関係が築けないわけでは
ないと思っています。むしろ逆に、交流し易くなるかと。
>日本と中国は本来長い歴史の中で築き上げた文化があり、
>米国より良い関係を築けるのに、
ご指摘されたように、日中の文化には共通の歴史と価値観がある。
それは、若者達のサブカルチャーについても同じことが言えます。
私は、両国民の関係改善と信頼醸成には、文化(サブカルチャー)に
よる交流に活路を見出しています。
下記のYouTubeの動画を見てみて下さい。
<SNH48「SNHello星萌学院」>
https://www.youtube.com/watch?v=UF7VAIAjJxk
信じられないかもしれませんが、これは現代中国のアイドル番組です。
日本のテレビ番組とまったく変わりません。
また、日本のテレビゲームも同じく人気です。
<Kazooloo at the ChinaJoy 2013 Game Exhibition>
https://www.youtube.com/watch?v=gSAShlpZkSE
知らず知らずの内に、日本の若者文化が中国に浸透しているわけです。
これを中国の「親日化戦略」に利用しない手はありません。
やはり外交戦略というもの、その時代に合わせて、
発想を変えていかなければならないと考えています。