20日朝日新聞はスタインバーグ前米国務長官のインタビューを掲載した。翌日訂正記事を出した。両者を合わせると発言は次のようになる。

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スタインバーグ前国務副長官は田中元首相や中国の鄧小平氏らの時代に日中首脳間に尖閣諸島の棚上げ合意があったとの認識を前提に「この合意は正しかった。尖閣問題は脇に置くべきだと訴えた」

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 これは実に重要な意味合いを有している。

 1:まず棚上げ合意についての日本側、中国側の態度を整理してみよう。

 日本側

 ・中国側が一方的に主張しているもので、日本側が合意したことはない

 ・日本固有の領土であって国際的に何の問題もない。

 中国側

 ・田中―周恩来の会談{1972年}、園田外相・鄧小平副首相会談録発表、

  棚上げ合意存在

 2:日本側