2月22日読売新聞は、「集団的自衛権行使、「抑制的」な5要件…北岡氏」の標題の下に、次を報じた。
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政府の「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」座長代理を務める北岡伸一国際大学長は21日、日本記者クラブで記者会見し、集団的自衛権の行使を可能にする憲法解釈の見直しに関し、五つの要件を課すべきだと主張した。
北岡氏は集団的自衛権の行使に際し、〈1〉密接な関係にある国が攻撃を受けた場合〈2〉放置すれば日本の安全に大きな影響が出る場合〈3〉当該国から明確な要請があった場合〈4〉第三国の領空・領海など領域通過には許可を得る〈5〉首相が総合的に判断し国会承認を受ける――の5要件が必要だとした。4月に安倍首相に提出する報告書に盛り込む。
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もっともらしく5条件と並べているが、〈5〉首相が
コメント
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先の大戦の総括が出来ていない、敗戦を終戦と言って自己反省が不徹底であるし、東京裁判戦犯者を合祀する国家無責任体制を脱皮できなければ、他の国のことをとやかく言う資格がないと考えます。敗戦国として避けて通れない自己批判を徹底できなくては、他人を批判する資格がないということです。
「密接な関係ある国」とは、どこか。米国ではないでしょう。なぜなら、テロ以外で、米国を攻撃する国など見当たらない。したがって、正しい日本語を使えば、米国と関係ある同盟国並びに準じる国ということなのでしょう。
「放置すれば日本の安全に大きな影響がある場合」とは、エネルギーが念頭にあるのでしょうが、拡大解釈すれば、何とでも理屈はつけられます。
「当該国から明確な要請があった場合」とは、これが曲者です。米国の要請がなくとも、日本独自に集団的自衛権を発動できるからです。
(ID:18367902)
集団的自衛権など、即生活に結びつかないことは、体制の方向に順応するのが一般的である。自分のの目で見て考える習慣がついていない人、他人の考えを自分の考えに簡単に置き換えてしまう人は、どうしても保守的になりがちなようだ。私など75歳になろうとしているが、人の書いたことは読んで終わり、常に心を白紙にして物事を見ていると、常に物事が新しく、新しい発見が出来るので、生きている実感がおおきい。他人の考え方に捉われてしまうと、新しい考え方など出てくることはなく、かえって変わることが怖くなるのではないかと思われる。私などは変わらないとこわいし、変わらないと生きている感じがしないのです。ちょっとした見方の違いであるが、生き方は大きく違ってくる。
(ID:31125608)
御用学者もここまで来ると「詐欺師」的です。たぶん「今だけ、カネだけ、自分だけ」の境地に汚れきってしまったのでしょう。でも、大学長などと言う「肩書き」がありますからいま暫くは、欺瞞的な情況に堕ちて行くのでしょう。しかい安倍の取り巻きは何処を探しても安っぽい薄汚い連中ばかりで見事です。自民党の良識派も心痛めているのでしょう。