PHP『日本の「情報と外交」』の第一章 「今日の分析は今日のもの、明日は豹変する」からの抜粋。
私が情報分野で仕事をする契機は、一九六六年九月ロシア語を学ぶため英国陸軍学校に入ったことである。
ここでは、生徒約十五名に、先生が約二十名、一対一の会話を重視した。軍人のロシア語を学ぶ目的は明白である。軍の情報部員である。
ただ、この時、異色の三名がいた。後、英国外務省で駐米大使・外務次官を歴任したジョン・カー、それにA(仮称)とプリンス・マイクル・オブ・ケントである。
プリンス・マイクル・オブ・ケントはエリザベス女王の従兄弟である。現在も、ダイアナ元皇太子妃が住んでいたことで有名なケンジントン宮殿に住んでいる。ウインブルトン庭球大会の優勝カップを渡すケント公が兄である。プリンス・マイクルは後、軍情報部に勤務する。彼はロシア最後の皇帝ニコライ二世と容貌が似ている。単なる偶然ではない。ニコライ
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コメント
今日Amazonで『日本の「情報と外交」』入手しました。明日からの通勤が楽しみです。
(ID:16122649)
自分の保身、出世を意図して他を貶める人物が枢要な地位につくというのは、なにも英国特有の現象ではない。<<<日本における民主党の枢要な地位にあった方々、マスコミのお偉いさん、元特捜のお偉いさんが思い出される。