孫崎享のつぶやき

青年法律家協会創立70周年記念集会、「日米安保体制を問う」私の発言②敵基地攻撃は敵の反撃を考慮したら危険、核の傘はない、米国は軍事的な防衛義務は負っていない。NATO条約と異なる。戦争反対だけではなく各々の外交的対立に外交的解決策を提示する必要あり。多くの場合基礎が存在。

2024/04/07 06:00 投稿

コメント:20

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45日青年法律家協会創立70周年記念集会、「日米安保体制を問う」②:「安保三文書と日米安保体制は、対中国、対北朝鮮、あるいは対ロシアといった関係で、有用たりうるのか。「核の傘」論でわが国は本当に安全か (発言メモ)
1:安保三文書の動き
政府「国家安全保障戦略」、「国家防衛戦略」、「防衛力整備計画」の文書決定。前2文書で、敵のミサイル発射基地などをたたく「反撃能力」保有を明記。「反撃能力」はこれまで「敵基地攻撃能力」と呼称。
 多くの人はこれで持って日本の安全が高まったと思っていられると思うが、全く逆。
 戦争史で、「敵基地攻撃」が戦術的に最も成功したものに、真珠湾攻撃。戦艦、爆撃機等多大な損傷を与え、米側戦死者は2,334人。「敵基地攻撃」は成功。当時の国力の差は1対10位の格差結局日本は軍人212万人、民間人は50万人から100万人の死者を出し降伏。
「敵基地攻撃」や「反撃」が成功しても終

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コメント

>>18
結局は失敗すると見てるんだったら、冷静に眺めていればいいのに、そう出来ないのは、米国が中国に負けそうだから、心配なんじゃないですか?

No.20 1ヶ月前

「資本主義がもたらす帝国主義」と比べると、明や中共の対外拡張主義が「ちっちゃい」「ほほえましい」というのは、実に恣意的な考え方です。近代の左翼が一定の力を持ち、その背景にはソ連などかつて強かった国が資金を提供するなどの事情があったことを無視していますね。
その時代をいきた人には、「資本主義がもたらす帝国主義」も、明や中共の対外拡張主義も、同じようにくそくらえといったものです。

結局は失敗するとおもいますが、それを待っていれば、わたしの人生も終わります。どうせ失敗するんだから、はやく失敗してほしいとおもっていますよ。

No.21 1ヶ月前

>>21
どうもあなたは人間社会の仕組みとそのダイナミズムが分かってない。

自由主義の下に野放しにされると資本主義は必ず暴力に訴え戦争する。それが今の米国です。そのことに世界の過半の国が知るようになっているのです。

資本主義そのものは永遠だけどそのイデオロギーに主権を任せる訳にはいかないという公理が今世界に登場しているのです。17世紀のスピナザが既に予言していることです。

No.22 1ヶ月前
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