>今、米国の戦略で日本を戦わせる流れの特徴は、偽りの情報により動かされていることである。 偽りの情報による判断誤りや、現実主義の欠如は、サヨクリベラルの知的退廃と時代遅れを際立たせていると思う。 日共の『しんぶん赤旗』に次のような論評が載っていた。 「3年目迎えたロシアのウクライナ侵略 戦争終結へ いま何をすべきか」 個人的にはウクライナ「侵略」に先ず、違和感。何故なら、この「侵略」というワードに固執すると、論理的にはロシア敗北、撤退という選択肢以外とりようがなくなる。つまり、プランBを封じてしまい、複数の選択肢を捨て去る短絡的悪手に陥るから。 しかも、現実的にウクライナは敗北に敗北を重ねており、いずれオデッサまでもロシア軍の手中に収まるのでは?という観測があるくらいだ。 しかしながら、日共は次のように、「即時停戦」に反対している。個人的には、極めて異様な主張だと考える。 「侵略に抵抗している人々に「直ちに武器をおけ」と要求するのが適切だとは思えません。ウクライナの人々が求めているのは、ロシアの即時撤退です。」 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik23/2024-03-13/2024031303_01_0.html これは、ネオコンらアメリカ帝国や西側によるウクライナ戦争支援の論理と同じだろう。当然、西側による武器支援に対する反対は全く見当たらない。 もっと言えば、ウクライナについては「自衛戦争」だから正しい戦争だ、という位置付けのようだ。 わたしは反戦平和という時、自衛だから正しい、という論理はとらない。一切の戦争に反対である。戦争により、国の為に死ぬ人、或いは国のせいで死ぬ人がいないことこそが尊い、という立場だ。 私は日共とは、異なる立場、見解であるが、公党として自国の安全保障に責任を持たないといけないし、現にある自衛隊を前提に政策論議をしなければならない立場も理解はできる。 しかし、ロシアが侵略であると決めつけた途端に、非現実な空論を語る愚に陥ってしまっている。公党であるからこそ、短絡を廃し、慎重な論理、言葉を紡ぐべきなのだ。 ウクライナのハナシにもどるなら、日共の主張には、戦争の原因に関する分析はゼロである。ロシアの特別軍事作戦には当然理由がある。①NATOの東方拡大②東部ドンバス地域での露系ウクライナ人の虐殺=内戦③ウクライナ民族主義、ネオナチ、アゾフ連隊。こうした情報は多角的に考慮するべき要素だ。これらを無視して、しかも、領土を「不法に占領」は許されないという空論をいつまでしていても無意味であるどころか、ウクライナ人の死者を徒に増やすだけだ。 不法な占領? 簡単なハナシ、竹島(独島)を見よ、ではないか。竹島(独島)は現実的に韓国が実効支配しているではないか?それが現実だ。まさか、日共は、武力で竹島を奪い返すぞー!とは言わんだろう。 また、ハナシをウクライナに戻すが、ロシアは勝っている。だから、ウクライナに譲歩する理由がない。ロシアの即時撤退はあり得ない空論だ。非現実的空論を公党が言ってのける愚かさが、そのままサヨクリベラルの知的退廃の要因だ。そんな空論を言っている間に、結果的にウクライナ人は無駄死にしている。 この現実を直視しない護憲勢力なるもの、何の実質的意味があるのか?イノチとクラシが大事です。 私は反戦平和を主張している。自衛なら戦争賛成なんて、馬鹿馬鹿しいこては言わない。
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>今、米国の戦略で日本を戦わせる流れの特徴は、偽りの情報により動かされていることである。
偽りの情報による判断誤りや、現実主義の欠如は、サヨクリベラルの知的退廃と時代遅れを際立たせていると思う。
日共の『しんぶん赤旗』に次のような論評が載っていた。
「3年目迎えたロシアのウクライナ侵略 戦争終結へ いま何をすべきか」
個人的にはウクライナ「侵略」に先ず、違和感。何故なら、この「侵略」というワードに固執すると、論理的にはロシア敗北、撤退という選択肢以外とりようがなくなる。つまり、プランBを封じてしまい、複数の選択肢を捨て去る短絡的悪手に陥るから。
しかも、現実的にウクライナは敗北に敗北を重ねており、いずれオデッサまでもロシア軍の手中に収まるのでは?という観測があるくらいだ。
しかしながら、日共は次のように、「即時停戦」に反対している。個人的には、極めて異様な主張だと考える。
「侵略に抵抗している人々に「直ちに武器をおけ」と要求するのが適切だとは思えません。ウクライナの人々が求めているのは、ロシアの即時撤退です。」
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik23/2024-03-13/2024031303_01_0.html
これは、ネオコンらアメリカ帝国や西側によるウクライナ戦争支援の論理と同じだろう。当然、西側による武器支援に対する反対は全く見当たらない。
もっと言えば、ウクライナについては「自衛戦争」だから正しい戦争だ、という位置付けのようだ。
わたしは反戦平和という時、自衛だから正しい、という論理はとらない。一切の戦争に反対である。戦争により、国の為に死ぬ人、或いは国のせいで死ぬ人がいないことこそが尊い、という立場だ。
私は日共とは、異なる立場、見解であるが、公党として自国の安全保障に責任を持たないといけないし、現にある自衛隊を前提に政策論議をしなければならない立場も理解はできる。
しかし、ロシアが侵略であると決めつけた途端に、非現実な空論を語る愚に陥ってしまっている。公党であるからこそ、短絡を廃し、慎重な論理、言葉を紡ぐべきなのだ。
ウクライナのハナシにもどるなら、日共の主張には、戦争の原因に関する分析はゼロである。ロシアの特別軍事作戦には当然理由がある。①NATOの東方拡大②東部ドンバス地域での露系ウクライナ人の虐殺=内戦③ウクライナ民族主義、ネオナチ、アゾフ連隊。こうした情報は多角的に考慮するべき要素だ。これらを無視して、しかも、領土を「不法に占領」は許されないという空論をいつまでしていても無意味であるどころか、ウクライナ人の死者を徒に増やすだけだ。
不法な占領? 簡単なハナシ、竹島(独島)を見よ、ではないか。竹島(独島)は現実的に韓国が実効支配しているではないか?それが現実だ。まさか、日共は、武力で竹島を奪い返すぞー!とは言わんだろう。
また、ハナシをウクライナに戻すが、ロシアは勝っている。だから、ウクライナに譲歩する理由がない。ロシアの即時撤退はあり得ない空論だ。非現実的空論を公党が言ってのける愚かさが、そのままサヨクリベラルの知的退廃の要因だ。そんな空論を言っている間に、結果的にウクライナ人は無駄死にしている。
この現実を直視しない護憲勢力なるもの、何の実質的意味があるのか?イノチとクラシが大事です。
私は反戦平和を主張している。自衛なら戦争賛成なんて、馬鹿馬鹿しいこては言わない。