孫崎享のつぶやき

ウクライナ産穀物の黒海経由の輸出合意、ロシアは停止を発表。ウクライナによるクリミア大橋への攻撃が多分影響。このルート利用は個別の国について言えば中国(ほぼ4分の1)、トルコ(9.9%)、伊 (6.3%)、スペイン(6.3%)、蘭(5.9%)。

2023/07/19 07:12 投稿

コメント:7

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コメント

穀物であろうがエネルギーであろうが、SWIFT決済システムに接続されているか、接続されていないかで取引の可否が大きく左右される。

ウクライナの場合は黒海構想に変わるものを見つけようとするキエフの試みは、ウクライナのエリート層と多国籍企業の商業的利益によって左右されるが、商売は成立する。ゼレンスキー大統領が黒海経由での穀物の輸出を継続する用意があるとの発言につながる。

一方プーチン大統領は制裁によって遮断されたロシア農業銀行を国際SWIFT決済システムに再接続することを挙げている。國際決済システムに接続できなければ通貨の決済ができず、個別的に2国間通貨の貿易に限定されてしまう。ロシアの穀物取引は困難が伴う。

中国はこの問題に対処するために、サウジとかブラジルなどと人民元で取引をしているが、貿易面だけであっても多国間で人民元取引が出るようにするためには、人民元を自由に交換できるようにしなければならない。決済システム遮断はロシアでさえ大きな影響を受けている。中国の受ける打撃ははるかに大きく、米国と対立して金融制裁は回避する道「外交的話し合い」を重視せざるを得ないのでしょう。現在米国が用意しつつある中國締め付け政策によって中国は実感することでしょう。

No.5 16ヶ月前

>>5
こんばんは
正しい分析だとおもいます。

No.6 16ヶ月前

どうも戦況が、エルドアンの裏切り以後、わたしにはよくわからない。

ロシアが勝っていれば、こんなことをする必要はない。クリミア大橋の件でやり返したというのは、そもそも逆恨みだといえるし、しかもペスコフは否定している(ロシアは嘘つきではあるが)。
経済制裁は効いていないというのがヒトビトの定説のようだったが、これだとロシアが効いていると認めているようなものではないか。

No.7 16ヶ月前
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