孫崎享のつぶやき

貿易決済等ドルが圧倒的。BIS(国際決済銀行)2022年4月通貨別為替取引シェア米ドル 88.5%、ユーロ30.5%、円16.7%、中国人民元7.0%、中国シェア拡大を意図。石油の輸入では中国世界一。サウジなどと中国人民元決済の導入意図

2023/02/03 07:17 投稿

コメント:26

  • タグ:
  • 登録タグはありません
  • タグ:
  • 登録タグはありません
 

ここから先は有料になります

ニコニコポイントで購入する

チャンネルに入会して購読する

  • この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント

「中共」については、なしさんにわりと最近説明しています。それをご参照ください。そのときの説明と別の言い方をすると、「中華人民共和国」に近い意味ですが、「中国共産党の支配する」という意味がくわわっている、地政学的な意味に向けたことばとして使っています。

そのとき、「「ひとつの中国」というイデオロギー」を否定することを明確にする意味で、「中国」とは呼ばないということも説明したとおもいます。事情は台湾にとっても同じなので、台湾のことは「台湾」と呼びます。つまり台湾もまた「ひとつの中国」という意味では「中国」ではありません。広い意味では「台湾」も「中国」になろうとしています。広い意味の「中国」のなかに複数の国があるのは、歴史的にみてごく普通のことです。

なろうとしています、と書いたのは、歴史的に、台湾は、広い意味でも「中国」かというと、そうでもないからです。この説明は長くなるので今回はしません。ただ、将来的に、台湾が広い意味の「中国」になるかどうかは、はっきりしません。シンガポールなどと同じ、中国系のひとが多数すむが広い意味でも中国ではない国になるのかもしれません。

「中共」の使い方が独特であることは自覚しているので、意味に疑いがあれば、都度質問していただければとおもいます。

No.29 21ヶ月前

>>18
「破廉恥」という言葉を使っているので一言言っておきたい
エコノミストの記事を転用したのは孫崎さんですが、冒頭の見出しに準じる文章がすり替わっています。
記事を書いた岩間剛一和光大学教授を倒錯した「破廉恥」ということはできない。
孫崎さんも破廉恥というより自分の思考に合わせて文章をすり替えたのではないかと見ています。

国際金融のトリレンマは、ノーベル賞経済学賞受賞者のマンデル氏が提唱した理論であり、「ユーロの父」といわれているが、中国も固定相場導入についてはマンデル氏の意向を聞いて採用している。基本を理解するには、分かりやすいので一つの論文を紹介しただけです。内容は普遍的なもので利権を意図しているものではありません。

No.30 21ヶ月前

>>30

>国際金融のトリレンマは、ノーベル賞経済学賞受賞者のマンデル氏が提唱した理論

 ノーベル経済学賞ですか?どこかしらいかがわしさの漂う響きですね。

 しかし、私はアマルティア・セン氏の「合理的な愚か者」には深い感銘を受けました。ソ連邦崩壊後、新自由主義だとか、ネオコンが世界の政治経済を席巻するかに見えた時代がありました。

 アマルティア・セン氏は、アメリカ経済学が描く人間像、経済人像があり得ない虚像でしかなく、空虚なモデルから描かれる理論の不合理を鋭くついていた、と記憶しています。

 その昔、チリのアジェンテ社会主義政権がアメリカ帝国が背後で操る軍事クーデターにより潰された際、シカゴ学派の重鎮、ミルトン・フリードマンはそのことに大喜びしたといいます。彼もまた、ノーベル経済学賞受賞者でした。

 アマルティア・セン氏はミルトン・フリードマンに批判的でした。

 今やドル覇権は自滅しつつあり、アメリカ経済学=ウソの錬金術も同じ道を辿るのでしょう。感慨深いです。

No.31 21ヶ月前
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

孫崎享チャンネル

孫崎享チャンネル

月額
¥110  (税込)
このチャンネルの詳細