>>30 >国際金融のトリレンマは、ノーベル賞経済学賞受賞者のマンデル氏が提唱した理論 ノーベル経済学賞ですか?どこかしらいかがわしさの漂う響きですね。 しかし、私はアマルティア・セン氏の「合理的な愚か者」には深い感銘を受けました。ソ連邦崩壊後、新自由主義だとか、ネオコンが世界の政治経済を席巻するかに見えた時代がありました。 アマルティア・セン氏は、アメリカ経済学が描く人間像、経済人像があり得ない虚像でしかなく、空虚なモデルから描かれる理論の不合理を鋭くついていた、と記憶しています。 その昔、チリのアジェンテ社会主義政権がアメリカ帝国が背後で操る軍事クーデターにより潰された際、シカゴ学派の重鎮、ミルトン・フリードマンはそのことに大喜びしたといいます。彼もまた、ノーベル経済学賞受賞者でした。 アマルティア・セン氏はミルトン・フリードマンに批判的でした。 今やドル覇権は自滅しつつあり、アメリカ経済学=ウソの錬金術も同じ道を辿るのでしょう。感慨深いです。
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孫崎享チャンネル
(ID:119568177)
>>30
>国際金融のトリレンマは、ノーベル賞経済学賞受賞者のマンデル氏が提唱した理論
ノーベル経済学賞ですか?どこかしらいかがわしさの漂う響きですね。
しかし、私はアマルティア・セン氏の「合理的な愚か者」には深い感銘を受けました。ソ連邦崩壊後、新自由主義だとか、ネオコンが世界の政治経済を席巻するかに見えた時代がありました。
アマルティア・セン氏は、アメリカ経済学が描く人間像、経済人像があり得ない虚像でしかなく、空虚なモデルから描かれる理論の不合理を鋭くついていた、と記憶しています。
その昔、チリのアジェンテ社会主義政権がアメリカ帝国が背後で操る軍事クーデターにより潰された際、シカゴ学派の重鎮、ミルトン・フリードマンはそのことに大喜びしたといいます。彼もまた、ノーベル経済学賞受賞者でした。
アマルティア・セン氏はミルトン・フリードマンに批判的でした。
今やドル覇権は自滅しつつあり、アメリカ経済学=ウソの錬金術も同じ道を辿るのでしょう。感慨深いです。