孫崎享のつぶやき

とりあえず、読み人知らず、「ウクライナの背後には米英。武器を供与して、戦争をウクライナにやらせている、押し戻された米英覇権反動の波、自国第一の新しい波の誕生、日本ではその影すらも見えず。与野党全てが米英覇権下、その覇権戦略を前提とした政治を実施」

2023/01/10 09:09 投稿

コメント:28

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1 生まれた自国第一の新しい波
 激動の2022年、その中心にあったのは、言うまでもない、ウクライナ戦争だ。
 誰も予期しなかったこの戦争が世界にもたらしたものは大きい。中でも特筆すべきは、自国第一の新しい波の誕生だったのではないだろうか。
■ウクライナ戦争の本質を問う
 ウクライナ戦争についてはいろいろ言われている。誰もがまず思うのは、プーチン・ロシアによるウクライナに対する侵略戦争だ。
だが、少し見ていくと、どうも様子がおかしい。ウクライナの背後には明らかに米英がいる。武器を後ろから供与して、戦争をウクライナにやらせている。しかも、その関係は戦争が始まる前から続いていた。
 ウクライナをNATOに加盟させる動き、ウクライナ軍に対する米英軍事顧問団による米国式軍事訓練と米国製兵器の大量供与、東部ウクライナのロシア系住民に対するネオナチ的弾圧など、プーチン・ロシアがウクライナへの「特別軍事作戦」を開始

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コメント

>>25

>この文章の筆者は、プーチンのウクライナ侵略をロシア第一のあらわれと考えているようです

 国語の添削ではありませんが、不正解ですね。

「米国による覇権回復戦略、「米対中ロ新冷戦」に対する先制攻撃こそがプーチン・ロシアによる「特別軍事作戦」、ウクライナ戦争だったのではないか。」

 この文の筆者は、自国第一主義が発動する背景、原因を明確に書いてますよ。よく読みましょう。従って、あなたのように、プーチンロシアを一方的に「侵略」とは規定していません。

 あなたは、おそらく先ず前提として、アメリカ帝国による覇権が今後も続く、否続くべきだ、という信念が根底にあるのでしょうね。違いますか?つまり、アメリカ帝国覇権による世界秩序は公正である、と。そうでしょ?

>自国第一の内容はプーチンや習がだれかに交代すれば、ロシアでも中共でもかわってくる程度のものであり、それに向けた外交が日本第一かもしれないのに、ここを固定的にとらえ

 上記のように、まるで習氏やプーチン氏の個人的性格や彼らの特異な思想と行動が、アメリカ帝国に楯突かせているだけだ、と。習氏やプーチン氏がいなくなれば、またアメリカ帝国に平伏す国に戻るだろう、と。

 あなたにとっての「固定」とは、アメリカ帝国の変わらない覇権なのです。

 しかし、現実の国際社会は、アメリカ帝国の覇権が政治的経済的に揺らいでいる。理由は中露、中東、非米諸国の異議申し立てや政治経済的台頭が強まっているからです。アメリカ帝国のご都合主義的ルールに異を唱える、それこそが「自国第一主義」の本質です。

 そして、あなたが平伏すアメリカ帝国は、戦争により、武力により、謀略により、従わない国々をねじ伏せて言うことを聞かせてきた好戦的国家です。

 そのアメリカ帝国の覇権は正しいのか否か、問われているのは、そこだと私は認識しています。あなたと違って。

No.30 20ヶ月前

>>30
わたしは長い間、日本の親米の人たちは、米国はひどい国ではあるが、
問題がいっぱいの国ではあるが、なんと言っても強力であり高いみかじめ料を
払っても米国に主権の一部をわたしてもその庇護のもとにいるのが賢明だ、と
考えていると思ってきました。

わたしの若い頃は石油ショックで日本は大変な目にあった記憶が生々しくあり
イランと日本の友好は日本にとって死活的重要さを持つとたいていの日本人は
考えていたように思います。

しかし米国の横やりが入ります。
イランと仲良くするのは許さんと。

日本にとって大きな国益の喪失をともなうことです。
イランと日本の縁が切れないように多くの日本人が努力しました。

現在です。

驚くことに親米日本人の対イランへの視線が米国人と同じようになってきています。
はっきり言えば憎しみを感じさせる。

自分を米国人に同化させている。
もう親米なんてものじゃない。

yellow Yankeeそのものになってきている。
「小学生」にも強くそれを感じます。

困ったことにいま彼(彼女)はごく普通にいるということです。

No.31 20ヶ月前

念のために言っておきますがわたしはイランなんて国としてはちっとも好きじゃ
ありません。

元々宗教嫌いで、坊主は宗教を問わずみなペテン師と書いたことがあります。

ですから、宗教国家なんて大嫌い。

でも国益がかかっていればべつです。
エネルギーと食料の輸出国は大嫌いでも親しくしなくてはいけない。

No.32 20ヶ月前
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