米国中間選挙の状況は依然混沌
1:上院は過半数50に対して民主党48,共和党49,下院は過半数218に対して民主党191,共和党209.「WPは民主党差を詰めている」WSJは「共和党多数に接近」と表現。
2:ウォール・ストリート・ジャーナルが11月3日に発表した世論調査によると、共和党員の48%が、米国がウクライナを支援するために「やりすぎ」ている、3月の6%から増加している。
3:バイデン政権でウクライナ対応の中心人物になっているサリバン大統領補佐官は中間選挙直前、ウクライナとロシアの双方を訪れている。
4:「青天井」の対ウクライナ軍事支援は終わるであろう。
5;国際的にみると、非G7でウクライナ支援が後退している。
南アフリカは、ロシアの併合令を非難する最近の国連投票に棄権、世界は停戦と政治的解決の促進に集中しなければならないと述べた。
ブラジルの次期大統領ルーラ・シルバは、ゼレンスキーがプーチンと
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米国中間選挙が2024年大統領選挙にどう影響を与えるか。民主党は大敗を免れ、バイデンが立候補を取りやめる事態は回避できた。共和党内ではトランプ大統領支持が圧倒的に強いが、米国民全体を見るとトランプに対する警戒感が強い。
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ウクライナに露との戦争の外交的終結を求める様圧力をかけるか否かについて、米国政府最高レベルで意見の相違発生。ミリー統合参謀本部議長は交渉を促す、バイデン大統領の他顧問は時期尚早と主張。だが、すでに交渉で妥結は視野に入っている段階。
コメント
>>1
中国はウクライナ戦争は欧州の問題だという認識です。一方、台湾問題は中国の国内問題だという立場です。何か期待しても何も出て来ません。
今年の米中間選挙の資金は再び新記録を更新した。米国のウェブサイト「OpenSecrets」のまとめによると、選挙資金は累計167億ドル(1ドルは約141.6円)を超え、米国史上「最も高くつく」中間選挙となる見通しだ。
すでに米国の選挙は、巨額の資金をつぎ込むゲームと化している。「エコノミスト」電子版によると、米国における選挙資金の膨張は長期的傾向であり、党派対立のために政治はますます「ゼロサムゲーム」化し、利益団体や個人の寄付という「賭け金」も一層高額化している。民主党や共和党の支持者は候補者のために金で大統領への道を敷き、米国の民主政治は完全な「出資者政治」になってしまっている。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年11月11日 今日13時48分で上の記事がでた。
>>8
出資者政治、鋭い指摘。さすが人民網。
(ID:18367902)
共和党内でトランプ氏を功労者と見るか、見込みを下げた責任者と見るかで大きく分かれる。
選挙予想では、下院は圧倒的に共和党が当選者を増やすとみていたが、トランプが必要以上に前面に出てきたため、現時点下院の帰趨は決まっていない。トランプ氏が共和党にとってマイナスをもたらしたといえる。
選挙前の予想では、トランプ氏はロシアと親近感があり、中国とは対立するとみていたが、トランプ効果がマイナスになってしまった。ロシア問題の最善は侵攻前の状況で休戦となる事であるが、ウクライナNATO加盟もあり簡単には進まないのではないか。乗り越えなければならない課題でしょう。
ロシアもウクライナもEUも米国も戦争疲れしている。経済的に打撃が大きいのは輸出に依存しているドイツと中国ではな
いか。ショルツが訪中したが共同声明の発表もなく、それほど成果はなかったのではないか。14日に米中会談が行われるようであるが、中国が台湾問題以上にロシアウクライナ戦争終結に向かった会談をめざすことに期待したい。