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プーチンの日本に対する厳しい見方―①他国の大規模な軍隊が自国領土に存在→そうした国々の国内政策に影響を及ぼす。②衛星国はおとなしく従順に言うことを聞き、どんなことにでも同調するだけではない。行動をまねし、提示されたルールを熱狂的に受理。
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報道:欧米企業、巨額損失を懸念 縮小・撤退770社超―ロシア侵攻(時事)
コメント
そうそう、わたしは以前にも書いたと思うが、冷戦後
ワルシャワ条約機構がその役割を終えて当然ながら消滅したのに
なぜNATOは生き残ったか、それは米国の軍需産業のため。
となればNATOが拡大を求めるのは理の当然。
加盟国は当然のように米国製兵器で武装するのだから。
NATO加盟国のトルコがロシア製のS~400を買うと言った時の米国の
怒りようはハンパではなかった。
米国は"フィンランドの新加盟を大歓迎するだろう。
一方スウェーデンはそれほど歓迎されないだろう。
武器輸出国で当然だが自国兵器で武装するから。
昨日(紙面)の朝日新聞には研究者へのインタビューを掲載し、NATOの東方拡大について、
「研究上の通説は、1989年11月にベルリンの壁が崩壊した後のドイツ統一交渉の過程で、NATO東方不拡大に関する明示的な約束はなかったというものだ」ということを明らかにしつつ、さらに背景事情について説明している。だいたいわたしが思っていた通りであった。
https://www.asahi.com/articles/ASQ4N3RW5Q48UCVL01X.html
さて、しかし、「NATOの東方拡大」について嘘をつきつつ、米国がロシアを露宇戦争に落とし入れた・嵌め込んだという議論をするヒトビトは多い。わたしには、戦前にマクロンもショルツも、だれよりブリンケンも、実に真剣にプーチンを止めようとしていたようにみえていたが、そういうのも、陰謀論者には、陰謀を余計に確実にするための演技にみえるらしい。
仮に、「米国がロシアを落とし入れた・嵌め込んだ」のだとしよう。そういう明確な意図があったのなら、その後の戦争・戦争外の情勢について、米国がなんの用意もしていない、何の見通しもない、というのは、たぶん米国のインテリジェンスをあまりにも甘くみているのだろうとおもう(それもあって大日本帝国も負けたのだが)。
たとえば米国がロシア軍の動きを開戦前(そしてたぶん今も)ほぼ確実に把握していたことが色んな報道からうかがわれるのを思い出せばいいのに。
ま、わたしにとっては、ハッキリしているのは、ロシアがやっているのが侵略戦争だということだけだ。
>>39
NATO不拡大など約束はない、ロシアが悪い、侵略者だ、という論理は、戦争長期化の口実にしかなりません。そんな論理で、ロシアが即時撤退するなら、そもそもウクライナに侵攻しませんから。
極東の第三者としての我々には停戦のための議論が必要です。
ウクライナガンバレ、アメリカはどんどん武器供給しろ、プーチンを叩き潰せ、では、いつ戦争が終わるか、分かったものではありません。
(ID:18367902)
<米国の号令一下決着の時代は過ぎ去ったというのは確かであり好ましいことでもある。>
ロシア・ウクライナ問題で認識しなければならないことは、独立国に対する侵略行為が国際法上是認してはならないということである。問題を直視せず問題をすり替えても解決しないことを先ず認識すべきでしょう。
プーチンが問題視していたNATO加入問題はNATO自体が加入を推進しないことをはっきり言っていた。また、東部のロシア語を言語とする人たちを虐待しているということも、一握りの人たちの犯罪行為を声高に言っているのではないかとの疑問が湧き上がる。何故なら4,160万人のウクライナ人のうち国外避難者数は503万人とUNHCRは発表している。
ロシアに避難した人は正確には分からないが、40万人と発表している報道機関がある。
東部でウクライナ政府が虐待していたら、現在の東部におけるウクライナの人々の抵抗はあり得ないことである。ロシアサイドの話はほんの一部の問題を本質的問題にすり替えている懸念を拭い去れない。
日本は、侵略行為という本質的問題を経済的問題を絡め曖昧にしている。金融制裁でロシアを締め上げることはできないので間違いではない。しかし、西側の協調性では欠けており、核を持たない日本が困ったとき協力してもらえないことを覚悟すべきでしょう。人権問題に対する後進性を世界に曝していることが岸田政権は分からないようだ。