フレデイ タン のコメント

米国の経済金融政策についてはウオール街が実質的にコントロールしていて、日本の中央銀行たる日銀が公的権力下にあると言う意味では、ウオール街そのものが私的銀行や証券会社によって営まれているので、米国の政策には人民の利益とは相反することを平気で行う傾向があると言えましょう。

例えば、1929年に起こったウオール街の大暴落はロックフェラーやモーガンたちの恣意的な空売り発動が起こしたものであることはメデイアがひたすら隠して来ているので世間は知らないのです。その空売りは米国の財閥たちが自らの財的基盤を強化するために敢えて市場を崩壊に持ち込み壮大な額のキャピタルゲインを得るためになされたものなんです。

以上は私の尊敬してやまないドイツ在住の独立ジャーナリストのウイリアム・エンダール氏の説なんですが、更に次のようなことを述べてます。

ダボス会議を主催するシュワブ氏たちがビル・ゲイツらとつるんで3年前にコロナ禍を演出し、世界を不景気に追い込み、更なる追い打ち策として、ニューヨークの金融市場の大崩壊を予定していたが、その空気を十分くみ取っていなかったバイデン大統領とその側近がウクライナのゼレンスキーを扇動し、ロシアの侵攻を招き入れ、その報復としてロシアの経済制裁を行い出してしまっているのです。シュワブ氏たちの計画にOKしていたウオール街の守護神のロックフェラーたちには対露経済制裁は想定外だったのではないだろうか、と。

続く

No.11 29ヶ月前

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