孫崎享のつぶやき

米外交問題評議会「ドル覇権放棄の時」の記事掲載。ゴールドマン・サックス7月「ドル基軸通貨の寿命に深刻な懸念」2018年世界外貨準備:米ドル61.7%、ユーロ20.7%、中ソ貿易決済2015年90%がドル。2020年ドルは46%、ヨーロ24%。中ソ通貨建て24%

2020/09/22 06:58 投稿

コメント:11

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A-1 事実関係「揺らぐドル1強、米国が通貨覇権を手放す日」(9/19日経)

・「ドル覇権を放棄する時が来た」。7月下旬、米外交問題評議会はこんな論評を掲載。

・米ゴールドマン・サックスも7月、「ドルの基軸通貨としての寿命に深刻な懸念」と指摘。

1944年のブレトンウッズ会議でドルが基軸通貨の座について75年余り。外貨準備高の約6割、国際決済の約4割を握るドルの支配力は今なお圧倒的。ところが、盤石なドルの牙城にほころび。

・「強い米国」が揺らぐ中、マネーはドルから他の資産に。金価格は7月、ドル建てで9年ぶりに史上最高値を更新。

・トランプ米政権は7月成立の「香港自治法」で、中国の金融機関のドル調達の封じ込めをちらつかせた。米国は2018年、国際的な決済インフラである国際銀行間通信協会(SWIFT)に圧力をかけ、イランの金融機関をシステムから遮断。中国が「次の標的」になる可能性も否定できな

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コメント

満州は日本の生命線だ、というような議論は、通用しないであろう。言い悪いではなく、通用しないということだ。
それに、中国が侵略している海は、日本にとっても生命線である。

No.9 50ヶ月前

中国を呼べば米国は来ないだろうか。
いや、すでに来ているわけだから、言い換えましょう。中国を呼べば、米国は去るだろうか。

去りはしない。

中国の政治家がポンコツばかりでなく、多少の叡智のある人がいれば、今回は、米国と妥協するでしょう。そして、「中国の下請けと中国人観光で食う、東南アジアのような国である日本」を米中それぞれに食う。

日本国内は、米国派と中国派にわかれ、清朝崩壊後の中国のようなことにすらなりかねない。

No.10 50ヶ月前

>>10
この列島は清朝崩壊後の中国には絶対になりません。

この世界は技術の絶えることない発展のお蔭で一時も立ち止まることはありません。その環境では列島が丸ごと他国の過去に後戻りすることはないのです。今後、列島はその地理を利して中国と米国を裁く知恵を獲得し、世界を平和に導く理念を編み、その実践者になるでしょう。

No.11 50ヶ月前
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