孫崎享のつぶやき

英総選挙、出口調査では総数650中、保守党は368議席を獲得する見込み。サッチャー元首相の下での1987年以来の大勝。ジョンソン首相は1月31日の離脱に向け、EUと合意した離脱協定の批准に早急に動くとみられる。離脱→関係希薄→本当に英国の利益か

2019/12/13 09:41 投稿

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A1:事実関係1:英総選挙、保守党が圧勝へ 過半数確保の見込み=出口調査(ロイター)

- 12日に投票が行われた英総選挙は、出口調査によると、ジョンソン首相率いる与党・保守党が過半数を確保し、圧勝を収める見通しだ。来年1月31日の欧州連合(EU)離脱実現に向けて大きく前進する。

BBC、ITV、スカイの3放送局が共同で実施した出口調査によると、保守党は下院(定数650)で368議席を獲得する見込み。予測通りなら、国政選挙としては保守党にとってサッチャー元首相の下での1987年以来の大勝となる。

最大野党の労働党は191議席にとどまる見込みで、予測通りなら1935年以来最悪の結果となる。スコットランド民族党(SNP)は55議席、自由民主党は13議席をそれぞれ獲得する見通し。ブレグジット党は議席を獲得しない見込み。

ジョン・バーコウ前下院議長は「(出口調査に基づく予測通りなら)保守党にとっ

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コメント

イギリスのことはイギリス人にまかせておけばよろしいのでは。
そもそも離脱しようがすまいがそののちどうなるのかは変数が
多く予想しきれるものではありません。

EUそのものは各国に主権の一部移譲を強いるもので初めから
無理を抱えていました。

今回のイギリスの動きはEU結成当時から当然ありうることでした。

わたしがイギリス人なら多分離脱賛成です。
それが吉と出るか 凶と出るかはやってみないとわかりませんが。

No.3 59ヶ月前

イギリスがEUから離脱することにより、非ユーロ圏のEU加盟国から発言力の大きい大国がなくなるという結果となる。必然的にユーロ圏諸国、中でも独仏の主導性が際立つようになっていくのではないだろうか。たとえば、トービン税の導入等イギリスが反対しているために出来なかった施策が日の目を見るようになるだろうし、外交面でも次第にアングロサクソン諸国からは距離を置くようになるだろう。

いずれにしても、あれだけフランスが嫌がる中、頼み込んでEECに割り込んできた英国が、さんざん引っかき回した後、後ろ足で砂をかけるようなまねをして出て行くのを、創業六カ国諸国の人たち、なかでもフランス人たちは腸が煮えくりかえるような思いで見ているのではないか?

No.5 59ヶ月前

世論調査を何度しても残留派と離脱派はほぼ拮抗しているそうだけど、英国の若年層はだいたい残留派らしいですね。これはわかる気がする。自分が英国人で30歳代だったら、たぶん自分個人としてはいろいろ悩むが結局は残留派だとおもう。日本人の自分としては東アジア共同体はごめんですけどね。

英国は国内的・対EU的には混乱が数年は続くんでしょうが、自分がいちばん興味があるのは、今後の英中関係です。5Gのこともあるが、それ以外にもたしか2015年に習近平が英国を訪問していろいろビジネスのはなしをしたはず。経済界が中国に前のめりなのは日本も同じですね。しかしその後エリザベス女王の「習近平は非礼だった」発言がリークされたりもした。

No.7 59ヶ月前
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