イギリスがEUから離脱することにより、非ユーロ圏のEU加盟国から発言力の大きい大国がなくなるという結果となる。必然的にユーロ圏諸国、中でも独仏の主導性が際立つようになっていくのではないだろうか。たとえば、トービン税の導入等イギリスが反対しているために出来なかった施策が日の目を見るようになるだろうし、外交面でも次第にアングロサクソン諸国からは距離を置くようになるだろう。 いずれにしても、あれだけフランスが嫌がる中、頼み込んでEECに割り込んできた英国が、さんざん引っかき回した後、後ろ足で砂をかけるようなまねをして出て行くのを、創業六カ国諸国の人たち、なかでもフランス人たちは腸が煮えくりかえるような思いで見ているのではないか?
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孫崎享チャンネル
(ID:72488270)
イギリスがEUから離脱することにより、非ユーロ圏のEU加盟国から発言力の大きい大国がなくなるという結果となる。必然的にユーロ圏諸国、中でも独仏の主導性が際立つようになっていくのではないだろうか。たとえば、トービン税の導入等イギリスが反対しているために出来なかった施策が日の目を見るようになるだろうし、外交面でも次第にアングロサクソン諸国からは距離を置くようになるだろう。
いずれにしても、あれだけフランスが嫌がる中、頼み込んでEECに割り込んできた英国が、さんざん引っかき回した後、後ろ足で砂をかけるようなまねをして出て行くのを、創業六カ国諸国の人たち、なかでもフランス人たちは腸が煮えくりかえるような思いで見ているのではないか?