1:現在米国政局は大きなターニング・ポイントに来ている。グローバリズムの深化で、①

米国大企業は 世界展開、②米国国内の生産基盤弱体化→労働者の賃金下降、②富裕層の富

増大、一般大衆の富減少という現象が生じている。

 参考 全米所得の富の分配、上1%の層が約20%、下50%が約13%

 こうした中で政治的に分岐点にきている。

 大統領選挙での選択

(1)   トランプ流、本質的には富裕層に好ましい政策の遂行(減税もこの中に入る)一般の人々の不満を外に向かわす。メキシコとの国境、イスラム圏からの移民、外国からの輸入削減措置―いわゆる「Make America Great Againここでは客観的事実を貶める動き

(2)   大企業、軍需産業中心政策

従来の共和党政策、これに民主党の中枢が加わる。ヒラリー・クリントンに代表される。バイデンもこの中。

(3)   格差社会の是正、2016年のサ