孫崎享のつぶやき

気候(『日本国の正体』より)日本の気候の独自性は変わりやすいという点にあり、酷暑の 夏と寒く雪の冬という両極端をつなぐ。気質も「調子の早い移り変わり」という点で際立つ。 これは「執拗」の対極。事実この気質は根本的に「受容性」と「忍従」に由来している。

2019/11/09 07:37 投稿

コメント:8

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出典:『風土の日本 自然と文化の通態』(ちくま学芸文庫、一九九二年)

■解説

オギュスタン・ベルクは一九四二年生まれ。フランスの地理学者でフランス社会科学高等研究院教授である。一九六九年に初来日し、宮城大学教授等として通算十数年、日本に滞在した。彼は、日本の国土と日本人の関係を研究し、前掲書では風土と日本人の関係について考察している。

オギュスタン・ベルクについては先にも触れた。

ベルクは和辻哲郎氏の考えにも十分に配慮し、日本人の気質の特徴である「受容性」と「忍従」について、次のように語っている。

〈和辻によれば、モンスーン気候の影響によって証明される。というのも、モンスーンは厳しい暑熱と湿潤を伴い、人間は台風の抗し難い猛威に耐えるのと同じように、それを耐え忍ばねばならないからだ。対抗するには及ばない〉(○○頁)

 更に和辻を引用し、〈自然が猛威をふるう、その荒々しい力は克服し難いもので、

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コメント

>>5
教える、教えないではないのです。わかる人はわかるし、わからない人はわからない。自己体験しかないのです。

No.6 61ヶ月前

>>6
頑固だな。私が使っている教えるは英語で言えば、tellですよ。自民党系はもう権威主義に陥ってしまって自分が裸の王様になってしまっているのに気が付かない。

No.7 61ヶ月前

>>7
あなたは、孫崎さんが、見出しで、「執拗」の対極、この気質は「受容性」であり「忍従」であるといっているのが分かっていないのです。あなたの見ている世界が自己中心(自我)であるから露堂々と見えている世界が見えないのです。まさしくあなたが言っているようにあなたが丸裸にならなければならないのです。

No.8 61ヶ月前
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