12/22付日刊ゲンダイ、孫崎享「空自の新戦闘機「F35」は役立たずの“高額なおもちゃ”だ。」
政府は航空自衛隊の主力戦闘機F15の後継に米国製ステルス戦闘機「F35」を105機購入する方針を固めた。42機は新たに導入する短距離離陸・垂直着陸型「F35B」で、「F35」は既に購入を決めている42機と合わせて計147機体制となる。価格は1機143億円、維持費は毎年10億円以上(30年運用)の「F35A」よりも高額とみられ、今後、兆円単位の税金が投じられることになる。
日本の防衛に不可避であればやむを得ない。しかし、実態は「国家の高額なおもちゃ」である。確かに、中国やロシアが保有する戦闘機よりも性能は優れているだろうがそれだけでは戦う体制は整わない。
米国の安全保障関連シンクタンク「ランド研究所」は2015年、「アジアにおける米軍基地に対する中国の攻撃」と題した極めて重要な
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米通商代表部は日米通商交渉の対日要求事項を正式に公表。年間7兆円の対日貿易赤字を削減するため、自動車や農産品、サービスから為替に至る包括的な交渉を進めるとしている。
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2019年主要外交問題はどう展開するか①北方領土問題。サンフランシスコ条約での千島放棄。日本には、日ソ共同宣言で歯舞色丹の返却を求める以外の選択はない。プーチン大統領はその意志を表明しているが、支持低下。ロシア国民反対の中で実施できるか。
コメント
たとえばサンフランシスコ講和条約も国連憲章も一方的な宣言みたいなもんですよ。日本にほとんど拒否権はなかった。ヤルタ会談なんかは完全に一方的ですしね。大事なのは、別にどちらが正しいというはなしではないということです。それは先に決まっていた話ではない。負けた方が、その結果正しくなくなっただけです。
中国が既成の「一方的な宣言」に従わず、自分の新しい「一方的な宣言」を逆に世界に押し付けようとするのは、それは中国の勝手ではあります。しかし、これもまた、どちらが正しいという話ではない。勝った側が正しくなるだけです。何度も言うように、米国がどんなに卑劣で汚くても、それを百万回言っても、中国が正しくなるわけではありません。中国はすでにじゅうぶん卑劣で汚いですよ。中国が世界を支配するようになれば、それがそのまま拡大するだけです。
中国のために考えるなら、中国は、既成の秩序にまず参加し、200年くらいかけてゆっくりと自分に有利なようにそれを変えてゆけばよかったのです。それができなかった時点で、もう中国は負けたようなものだと私はみています。中国の偉い人もそれはわかってるでしょうが、戦わなければ内部が分裂するでしょうから、米国と戦うことになるんでしょうけどね。
中国が正しくて米国がまちがってるとか、そんなそれこそ思春期みたいなはなしは、やめたらいいのにとおもいます。
中国は米国の抱いて今になっても放棄しない植民地主義、覇権主義ともいうものに抵抗している。その意味で中国の対外政策は止む負えない
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これなんか、まさに大東亜戦争の理念そのものなんですけどねえ 笑
>>8
国連憲章の内容は悪くない。ウオルフォウイッツドクトリンの内容は悪い。内容を吟味しないで米国の戦争屋を擁護するのは間違っている。ただそれだけですよ。思春期?君のことだろう。
大東亜戦争が何かを知らないで中国の今と同じと言うは勉強不足も甚だし。笑止千万。
(ID:21477450)
お世話様です。
滑走路が使えないと、F-35Bを導入する理由となると思います。
F-35B(VTOL機)は、甲板の遮熱さえ施せば、ヘリ空母でも発着艦が出来、空母運用ができます。
しかし、空母が撃沈されれば、数年、その航空甲板(滑走路)は、使えません。
陸上の滑走路の方が、復旧が早いです。
陸上の滑走路は、F-2やF-15でも使います。
孫崎さんは、暗にF-35B導入を示唆しているわけではないと思います。
少し、この文書には疑問を感じます。