A事実関係
北朝鮮へ先制攻撃「鼻血作戦」 トランプ氏暴露本で判明(朝日)
米紙ワシントン・ポストのボブ・ウッドワード氏によるトランプ政権の内幕本「FEAR(恐怖)」が11日、発売された。描かれたのは、北朝鮮への先制攻撃計画の策定やシリア大統領の殺害指令など、即興的、感情的なトランプ大統領の姿だ。米政権の安全保障政策は危うい綱渡りを続けている。
FEARによると、トランプ氏は就任1カ月後の2017年2月、米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長に対し、北朝鮮への先制攻撃計画を作るよう指示をした。ダンフォード氏が当時、共和党の重鎮グラム上院議員に体を震わせながら打ち明けた。
ダンフォード氏は「大統領に計画を提示する前に諜報活動を強化しなければいけない」と語ったという。
同年10月、北朝鮮と地形が似ている米ミズーリ州のオザーク高原で、爆撃機を使った空爆のシミ
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米国社会の変化、次期中間選挙で、民主党候補の「白人・男性」候補は少数派に。民主党予備選挙の選択の理由に、トランプに対する対抗。ここから既存政治家でない層の候補者を選択。中間選挙後の米国下院の従来の「白人・男性」支配の構成に変化。
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プーチン大統領「条件なしで平和条約を」安倍首相を前に。1956年10月署名された共同宣言は実質上の平和条約。平和条約としなかったのは領土問題で合意が出来なかっただけの話。従ってプーチンのここで平和条約という提言は領土交渉打ち切りに等しい
コメント
「鼻血作戦」は孫崎先生の情報から「あり得る」と思った。私は大いに恐れた。
ここに登場する右翼の論者(彼らは戦争反対者を左翼と呼ぶから彼らをそう呼ぼう)たちは「鼻血作戦」に大いに期待を寄せていた。彼らは北朝鮮抹消を望んだ。列島が沈んでも止む無しの覚悟を示していた。そこには狂気が横溢していた。
ところが、その後、状況は見事に変化し、シンガポール会議までにこぎつけている。日本の右翼のその時の落胆には目も当てられなかった。
これまでのトランプの言動と実際の世界の状況変化との関係性から学ぶことだが、「米国のPRESIDENCY」については、大統領側近、米メデイア、米国民のみならず米国以外の諸国の良識によってCHECKし、CONTROLする時代に入っているのではないか?そのことを韓国が教えてくれていると私は考えている。
今回は、北朝鮮へ対する米軍の攻撃計画のはなしである。
これについて認識すべきは、
「米軍の攻撃計画があったにもかかわらずトランプと金正恩との英断で米北会談がもたれ、その後両国は融和的になった」のではなく、
「米軍の攻撃計画のために具体的にいのちの危険を感じたからこそ、ようやく猪八戒がトランプとの会談に応じて核兵器の廃棄を約束したが、その後なにも進展していない」ということであろう。
「その後なにも進展していない」理由には、米国が中東問題や対中通商問題にかまけていて、その取引材料に北朝鮮がなっていることが主だろうが、そこにジョーカーとしてのトランプがどう絡むのか、今後も予測がむずかしい。ただ、猪八戒を引きずりだすためだけにも具体的な攻撃計画による脅しが必要なのであり、その点は会談以前と別に変わっていないとおもわれる。
米国は米国として行動するのをコントロールできない日本としては、半島に「核のある反日統一国家」ができるか、あるいは「核のない反日統一国家」ができるかの二択でしかないことを受け入れ、後者であることを切に願い努力もするが、前者に対しても手を打っていくべきで、その第一歩が憲法改正であろう。これすらできなければ、今後も拉致のされ放題である。
なお、この界隈に本来の左翼とおもえる人はいない。いろんな人がいるとおもうが、目立つのは猪八戒教徒の劣化サヨクで、この人たちは本来の左翼ではない。この人たちの特徴の一つは、他人の、十分根拠のある懸念や恐怖で、遊ぶことだ。長く生きてるくせに、つまらん趣味だとおもう。
ところで、外交関係を論じている関連で書くが、プーチンが
>>前提条件をつけずに平和条約を締結した後、
>>「すべての問題の議論を続ける」とし、
>>領土交渉などを後にする考えを示唆した
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20180912004496.html
今回安倍首相はプーチンと会うべきでないとわたしはここで少し前に書いていた。それはシリア情勢を背景にして、なんとなく悪い予感がしたからだが、こうきたかという感じがする。
これで、ロシアが戦争で不法に奪った領土を返還するつもりなどまったくないことが、誰の目に明らかになったとおもう。わたしが以前からそうおもっていたことで、ここでそう書いてきたことである。
ま、ロシアにしてみれば、日本の対北朝鮮外交をみていれば、なんせ俺たちはロシアなんだからこのくらいは日本をなめてもいいんじゃないかとおもうのは当然だろう。北朝鮮は、情報を総合すると、【カネを払ったら平和条約を締結してやるし、その後「拉致問題の議論は続けない」】と言ってるようなのだから。
もちろん、いま日本がロシアと喧嘩する必要も必然性もないが、北方領土は損きりして(主張だけは続ける)、根本的にロシアへの外交方針を見直すべきだろう。安倍政権は対ロシア外交を失敗したと認めるべきだ。そのほうが、9条改正にも良い影響を与えるだろう。
この件で、ロシアに対する見方が、日本国内で冷静になれば多少の救いだろう。その結果、ロシアがシリアでなにをやっているか、多くの日本国民が理解することになれば、なお良いとおもう。
(ID:18367902)
このように米国単独のような一面的見方は、正しく事実を追求する姿勢とはいえない。
昨年の9月、10月段階では、さまざまな報道機関で報道されていたが、北朝鮮による核ミサイル危機がエスカレートした場合、米国と中国の間で、米国、中国分担行動計画「有事シナリオ」に基づき、軍事協力が動き始めていたということである。米国単独ではないという情報は不可欠でしょう。様々な当時の情報を列記できるが、その一つを下記する。
2017.9.29共同通信は次のように伝えている。
北朝鮮国境に配置されている15万の中国人民解放軍部隊が一斉に動き、吉林省延辺朝鮮部族自治州から北朝鮮の国境を越えた部隊が、陸と空から約100キロ東の豊渓里核実験場を一目散に目指し、北朝鮮の核施設を中国軍が管理下に置く.米軍が北朝鮮を軍事攻撃した場合北京が描くシナリオの一つである。
本年4月には、実際に中国軍がピンポイント攻撃、斬首作戦を行っていたという情報もあり、金正恩も不安が頭をよぎり、眠れない日が続いたのではないか。金正恩がひどく込まれていたとみるのが,正しいのでしょう。