このように米国単独のような一面的見方は、正しく事実を追求する姿勢とはいえない。 昨年の9月、10月段階では、さまざまな報道機関で報道されていたが、北朝鮮による核ミサイル危機がエスカレートした場合、米国と中国の間で、米国、中国分担行動計画「有事シナリオ」に基づき、軍事協力が動き始めていたということである。米国単独ではないという情報は不可欠でしょう。様々な当時の情報を列記できるが、その一つを下記する。 2017.9.29共同通信は次のように伝えている。 北朝鮮国境に配置されている15万の中国人民解放軍部隊が一斉に動き、吉林省延辺朝鮮部族自治州から北朝鮮の国境を越えた部隊が、陸と空から約100キロ東の豊渓里核実験場を一目散に目指し、北朝鮮の核施設を中国軍が管理下に置く.米軍が北朝鮮を軍事攻撃した場合北京が描くシナリオの一つである。 本年4月には、実際に中国軍がピンポイント攻撃、斬首作戦を行っていたという情報もあり、金正恩も不安が頭をよぎり、眠れない日が続いたのではないか。金正恩がひどく込まれていたとみるのが,正しいのでしょう。
チャンネルに入会
フォロー
孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
このように米国単独のような一面的見方は、正しく事実を追求する姿勢とはいえない。
昨年の9月、10月段階では、さまざまな報道機関で報道されていたが、北朝鮮による核ミサイル危機がエスカレートした場合、米国と中国の間で、米国、中国分担行動計画「有事シナリオ」に基づき、軍事協力が動き始めていたということである。米国単独ではないという情報は不可欠でしょう。様々な当時の情報を列記できるが、その一つを下記する。
2017.9.29共同通信は次のように伝えている。
北朝鮮国境に配置されている15万の中国人民解放軍部隊が一斉に動き、吉林省延辺朝鮮部族自治州から北朝鮮の国境を越えた部隊が、陸と空から約100キロ東の豊渓里核実験場を一目散に目指し、北朝鮮の核施設を中国軍が管理下に置く.米軍が北朝鮮を軍事攻撃した場合北京が描くシナリオの一つである。
本年4月には、実際に中国軍がピンポイント攻撃、斬首作戦を行っていたという情報もあり、金正恩も不安が頭をよぎり、眠れない日が続いたのではないか。金正恩がひどく込まれていたとみるのが,正しいのでしょう。