孫崎享のつぶやき

共同通信世論調査:9条自衛隊明記、52%反対 総裁3選は51%望まず。安倍首相の下での憲法改正に50・2%が反対。自公参議院三分の二占めるも、公明九条改憲に慎重。希望の党の対応不透明。

2017/11/04 08:08 投稿

コメント:8

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A-1:事実関係1:

共同通信社が第四次安倍内閣の発足を受けて一、二両日に実施した全国緊急電話世論調査によると、憲法に自衛隊を明記する安倍晋三首相の提案に反対は52・6%で、賛成38・3%を上回った。

。首相(自民党総裁)が来年秋の総裁選で三選を果たして首相を続けてほしいは41・0%。続けてほしくないは51・2%だった。

首相の下での憲法改正に50・2%が反対、賛成は39・4%だった。首相は一日の会見で、改憲に関し、自民党内で具体的な条文案の策定を急ぐ考えを示したが、国民の理解が広がっていない実態が明らかになった。

A-2,事実関係2

自民副総裁、92項「削除は無理」

自民党の高村正彦副総裁は10月31日、BSジャパンの番組で、憲法9条改正に関し、戦力不保持を定めた2項の削除は「無理だ」と述べた。

(注:第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を

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コメント

今回のトランプ大統領の日本、韓国、中国訪問は、マスコミ報道から見ると、重要な東アジア軍事バランスの外交になる可能性が大きい。朝鮮戦争時と同じように、戦後の大きなネオコンを含めた米国の意思とみることができる。中国の対応によって、憲法改正も容認に傾いていくのではないか。

報道によると、トランプ大統領は、日本を「武士の国」といって、日本を持ち上げ、事前に中国をけん制している。

北朝鮮核保有問題を、東アジア地域の軍事バランスに問題に格上げして、中国の対応を見ることになりそうだ。

憲法改正問題が、我々の経験した安保条約と同じような全国展開になる可能性があるが、労働者が二分化され、学生に政府
に対する抵抗精神が欠けており、当時の闘争を期待できるかどうか。

No.6 85ヶ月前

立憲民主党のことをなぜか孫崎さんは書いてないようですが、枝野氏はもともと9条改憲派ですし、立憲民主党はいずれは改憲に向かうでしょう。そこでの議論が希望の党へも影響するのではないでしょうか。
まだまだ障害は大きいですが、憲法改正をはやく実現したいものです。

No.7 85ヶ月前

習近平新体制についての解説を聞くと、北朝鮮に甘い者はひとりもいないようで、今度のトランプ訪中をもって、北朝鮮への仕置きが最終的に決まるのだろうと思います。

私は、「半島には、核も米軍もなく、周辺国の理解や援助をうけつつ、ゆるやかに統一する道がみえている。それが北朝鮮人民にとっても幸せである」という趣旨のことを何度も書いてきましたが、もはや金正恩のロシアあたりへの亡命のみが一縷の望みになってしまいました。実際に戦争になれば日本も無傷でいられるとは全くおもいませんから、どうにか亡命を決断して欲しいというおもいです。しかし、半島の人民の苦しみはもっと大きいでしょう。

米国へのゆがんだルサンチマンを北朝鮮に晴らしてもらいたい人たちと私と、どっちが北朝鮮人民の立場に立っていたのか、もうすぐ明らかになるんだとおもってます。その小型版が、米国によるシリアの基地への予告攻撃でした。

No.8 85ヶ月前
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