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「パンクラスイズム横浜」「natural9」「リバーサルジム新宿Me.We」…ジム飯2016〜2ndRound■MMAオレンジ色の手帳

2016/07/21 10:36 投稿

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格闘技ブログ「MMA THE ORANGE」の管理人オレンジがディープなエピソードをお届けする「MMAオレンジ色の手帖」! 今回のテーマはグルメからの格闘技ジム選び!パート2です。



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「パンクラスイズム横浜」「natural9」「リバーサルジム新宿Me.We」「スポーツジムマーシャルアーツ」のグルメスポット!



気温が30度を超える日もぼちぼち出始めた2016年の夏。高校野球の地方大会では熱中症で選手がダウンして没取試合になるケースが相次いでいるようで、巷では早くも「夏バテ」だの「食欲不振」だのという声が聞こえてきました。

そんな繊細な方々とは裏腹に相変わらずの高いパフォーマンスを発揮している私の強靭な胃袋。貪欲な食欲は止まるところを知らず、先週の連休では3日連続で昼夜ラーメンという大変不名誉(ある意味名誉?)な珍記録を打ち立ててしまいました。塩→担々麺→冷し麺→投削麺→醤油→家系と左右に打ち分ける見事なマルチ安打。大変美味しくいただきましたが、さすがに体重計に乗るのが怖くなってきました。本格的な夏を前に本気でどうにかしなくては…。そうは言っても美味しい物も止められない…このジレンマがどうにももどかしい。

そこで今回の「MMAオレンジ色の手帖」は食べたい、だけど痩せたい人にうってつけのお題を再び。思わず通いたくなるオススメの格闘技ジムとその近隣にある美味しいお店をセット紹介していきたいと思います。たっぷりと身体をいじめ抜いてから美味しいもので舌鼓を打つもよし、満腹の罪滅ぼしとしてミットを打つもよし。題して「ジム飯〜2016 2ndRound〜」。果たして美食と減量の両立なるか!?今宵も電波と充電と胃袋の続く限りよろしくお願いします。


まず最初にご紹介するのはDEEPライト級王者・北岡悟が主宰するパンクラスイズム横浜。昨年、パンクラスの象徴とも言うべきP’s LAB横浜(パンクラス横浜道場)が閉鎖する事を受け、パンクラスの名前と場所を残すべく起ち上げた北岡のパンクラス愛に溢れたジムです。フルサイズのケージが用意され、インストラクターも北岡をはじめ、「ROAD TO UFC JAPAN」でブレイクしたDJ.taiki、パンクラス生え抜きの川村亮、稀代の寝技師・八隅孝平などそうそうたる顔ぶれ。現在進行形のMMAで勝ち上がるためのエッセンスが凝縮されているのが印象的です。

その一方でノーコンタクトの安全性の高いMMAクラスやキッズレスリング、ピラティスなど、初心者向けのクラスも用意され、一般会員の月額費用はなんと破格の7900円!!! 一般的な格闘技ジムの相場が1万円前後である事を考えるとこの安さは驚異的ですよ。これなら初心者でもとっつきやすいでしょう。横浜界隈でプロを目指す方も身体を動かしたいだけの方もチェックしておいて損はありません。

そんなパンクラスイズム横浜のある横浜・関内ちょっと歩けば横浜中華街はあるし、連日大行列のラーメン二郎もあってついつい目移りしてしまいますが、関内に来たら絶対に立ち寄ってほしいのが中華料理のお店「華隆餐館」です。場所は関内から徒歩10分弱。道路を隔てた真向いにラーメン二郎がありますが、二郎に負けず劣らずの賑わいを見せています。

華隆餐館のウリは刀削麺。耳馴染のない方もいると思いますが、小麦粉で出来た生地を包丁で削るように鍋に投げ入れて茹で上げていく料理です。肉厚で舌触りのいい水餃子の皮を麺にした感じと言えば伝わるでしょうか?ややきしめんに近いですが、きしめんよりも分厚くて、不揃い。見てくれはイマイチですが、その分モチモチ、プリプリした独特の食感が絶妙。一度食べたら病みつきになる事うけあいです。


華隆餐館には刀削麺を使った料理が10種類以上ありますが、中でも断トツで一番人気なのが麻婆刀削麺。メニューの欄外に載っているのですが、訪問するほとんどの人が注文するのではないかというほどの圧倒的な人気を誇っています。

その人気の理由は当然ながら麻婆豆腐。料理が運ばれてきた段階で、その熱気と辛味、山椒の香りが目と鼻に襲いかかります。目をシバシバさせながら麻婆豆腐を一口…。ファーストコンタクトは甘みのあって濃厚な麻婆餡ですが、時間が経つ毎に辛い→痺れる→痛い→大量発汗という地獄のルーティンが始まります。ただ、そこで終わらせないのが華隆餐館のスゴイところ。一息つくと、あの辛さ、あの痺れ、あの痛みをまた味わいたくなるから不思議です。あと一口、もう一口と食べ進み、気が付いたらあっという間に完食。食後に飲む水で唇と口の中が痙攣するように痺れているのがなんとも心地いいじゃありませんか。この一撃必殺の爽快感はまさしく北岡悟のギロチンチョークかヒールホールドさながら。華隆餐館で大量発汗してからパンクラスイズムでもう一汗をかく…これぞオススメの関内の新定番。熱いうちにお召し上がりくださいませ。

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続いてご紹介するのは一変して大都会のド真ん中六本木。
かつてPRIDEがフェティータ兄弟の手に渡った時の公開記者会見や、RIZINの旗揚げ記者会見が行われるなど、何気に格闘技に縁のある街なのかもしれません。そんな六本木を代表する格闘技ジムと言えばスポーツジムマーシャルアーツ」は外せないでしょう。「THE OUTSIDER」などで闘う弁護士として活躍してきた堀鉄平が代表を務め、 各国の大使館などがひしめき合う六本木の一等地にスタイリッシュなジムを構えています。

主なインストラクターには惜しまれつつ現役を引退した津田勝憲、UFCでも一本勝ちを量産している裸十段・中村K太郎、津田選手の奥様にして類まれなフィジカルを武器に女子格闘技のトップ戦線で活躍し続けている藤野恵実など充実のラインナップ。クラスもMMA、寝技、キックボクシングといった本格的なものから、ダイエット&エクササイズまで自身のレベルに応じ六本木という一等地にいながら身体を動かせるのはうれしいところです。

そんなスポーツジムマーシャルアーツの付近で是が非でも通いたいお店。正直一店に絞るのが難しく、悩みに悩みましたが、今回は10年来のお気に入り「五行」をピックアップしました。ここは博多ラーメンの超有名店「一風堂」がプロデュースする新機軸のラーメン店。一風堂は全国どころか海外にも展開していますが、五行は六本木(麻布)、京都、名古屋の3店舗のみ。しかも他のどこでも味わう事が出来ないオリジナルのラーメンの虜になっている方も多いのではないでしょうか。私なんて六本木に行く度に8割近い確率で気が付いたら五行に足が向かう始末です。

五行のオススメはなんと言っても焦がしラーメン。厨房から炎がファイアーしている光景はもはや五行の風物詩と言っていいでしょう。味噌or醤油をベースにしたスープを高温のフライパンで熱すると味噌(醤油)の良い感じで焦げた薫りが広がって食欲が掻き立てられます。そして見た目のインパクトも抜群。まるで炭かと思うほど真っ黒になったスープに一瞬たじろぎますが一口すすると濃厚な味噌の甘みと香ばしさが広がって至福のひと時が訪れます。このスープがとにかく曲者。骨の髄まで味わうには、サイドメニューの卵かけご飯に黒いスープを数滴垂らしていただく、焦がし味噌たまごかけご飯の出来上がり。ダメだとわかっていてもついつい注文してしまう自分が怖い…。
さらに五行の怖いのがおつまみもお酒も美味しいところ。毎回毎回きゅうりの叩きや餃子で一杯やりつつ、締めにラーメンを注文してしまうからカロリー摂取量がハンパない事になっています。まあ、食べた分だけマーシャルアーツジムで消費すればちょうどいいか…。オシャレな店内も含めてオススメの一店です。

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