2014/02/16
12:47 pm
阪本奨悟くんのライブを昨日観た。
めちゃめちゃ楽しかった。
奨悟とは開演前の一瞬しか会えなかったけど、
片岡さん来てくれたんだ、と嬉しそうに歓迎してくれた。
奨悟の歌う声がせつない、甘く滑らかで伸びがあり音量ゆたか、聴きほれる。
彼のオリジナル曲なのだろうか、
切々と歌い上げる彼の顔には常に微笑みが浮かび、
納得して音楽に打ち込んでいる様子が分かる。
バンドもサウンドがいい、
僕の好きな70年前後のイギリスヘビーロックにカリフォルニアサウンドが入ったような、
ところどころヘビーも混ざるライトなロックでここも僕には聴けたポイントだったかもしれない。
練習をたくさんしたのだろう音楽は破綻が無くどの曲もきちんと演奏され
歌もリズムに乗り心地よく響く。
サウンドもぶれない。
何より奨悟と気持ちが通じ合っているのが伝わりそこから温かい雰囲気が滲み出ていた。
バンドのメンバーはみなさん友達なのだろう
変にプロっぽくないとこが親しみがわく。
ベース弾きはでこぼこのジャガイモみたい、
ドラムスは三角形のオムスビ顔、
キーボードはおへそのあるアンパンみたいでおいしそう、
リードギターはおしゃれっぽくクロワッサンを縦にしたみたいに
ちょっとよそよそしくギターに指を滑らせる、彼かっこいい、
彼らと奨悟を見ているだけで何となく微笑んでしまう、
学園祭に出てくる仲間内バンドと言った雰囲気があり、
熱気と言うよりは和やかで温かな空気に包まれていた。
そこに浸っているだけで気持ちいい。
初台のDOORSは300人ほどの女性で埋め尽くされていた。
長いお休みの後で、これだけの人たちが彼を待っていて応援してくれてるって、
他人のことだけどうれしかった。
奨悟は顔立ちに変化が表れていた。
SAMURAIを切迫感ある声で歌っていた4代目の頃のやや不安げな少年の顔立ちは影を潜め、
前髪がかかる彫の深い陰影のはっきりした綺麗な青年前期の顔になっていた。
何より、そのにこやかさ、表情の柔らかさに成長を感じた。
やりたいことやれているんだね、
その道そのまま突っ走ってほしい、
何もできないけど応援してるよ。