2.今回のゴー宣道場の感想をお聞かせください
① 第1部について
民進党は皆の多様な意見を聞くという。しかし、多様な意見をまとめあげて団結するには(遠心力を求心力にするには)、リーダーとなる人間に相当なリーダーシップがなければならない。その点で果たして枝野氏(或は前原氏)は安部首相に対抗できるかどうか。
安倍政権の強みは大衆に訴えかける(幻想を見せれる)派手な分かりやすさ、それとなるだけ弱さ脆さを前に出さないところか。議論を重んじようと、誠実性があろうと、地味で、何かと迷走ぶりを露呈してしまいがちな民進党。
民進党が二大政党の一つになるにはまだまだ課題は多いと感じました。
② 第2部について
自衛隊を合憲とする解釈に執拗に固執するのは、やはりどうにかしないといけないのでは。
しかも国会議員皆がそうだとしたら…。よしりん先生や木蘭先生が言っていたように、前と主張が変わっても、何故変わったかをちゃんと説明できればいいのだから。それは論理矛盾でなく、無責任でもないはず。
そもそも何のための憲法改正か。これをはっきりさせないといけないのでは。安倍政権、安部支持者は、押し付けられ憲法というコンプレックスを克服したいとか、レガシィとか。それに対して枝野氏はどうなんだと、そこはあの場ではっきりして頂きたかった。色々政治的なことを気にされているのは分からなくはないですが、その点だけでも忌憚なく明確に言えれば、きっと皆の評価も大きく違っていたでしょうに。
③ 全体的な感想
死闘といっていいほどの凄まじい(本当に胸ぐらの掴み合いになるんじゃないかとハラハラしました)、そして超ハイレベルな議論でした。
コメント
コメントを書く(ID:36290372)
二回目の書き込み、失礼致します。
今回のゲストお二人が居れば、小林先生も、心おきなくフィクションの世界に立ち返れそうですよね♪
(ID:50333632)
立場の違い、見解の相違と言える恐ろしいほどに厳しい議論は、中々無い事なので貴重でした。
議論の細密については、すでに多く語られているので、ゲストについて、自分なりに申します。
これまで(他を含むと)議論の前に議論にならぬ破綻論理の相手が多く、また、破綻論理に移行する不安要素を感じ取れる人が目立ちました。もちろん、親しみやすい議論は有りました。しかし、今回ほどに厳しい議論は初めてでは無いかと思います。
自分は、普段は時に威勢良く、目標に囚われて、周りを顧みず突っ走る好い加減さが有ります。人については、高を括って上から目線です。ところが、自然に居住まいをただし、拝聴する事になりました。
井上先生と枝野議員は、互いにぶれずに、しっかりした議論をして頂いたと思います。御両人の御意見に、不和感、不自然を感じませんでした。互いに論が通じ、将来にわたって理解する事が可能な御二人と思えたからです。
井上先生は、妥協を許さぬ理念の原理原則で迫ります。一方、枝野議員は、あくまで議員の立場で有り、矛盾を抱えた憲法を運用して来た歴史を背負いながら、誠実に、堅実に歩む事が議員の仕事で有り、立憲主義だと定義付けておられました。これは、正当な態度だと思います。師範方に同じです。
枝野議員は、政治の歴史財産を背負いながら、その中心に有る理念の矛盾を、どう突破するかに、更に力を求められます。躊躇すると、そこを突かれます。
その前提となる、井上先生の理念も正当なので批判は困難です。ただ、生意気を申せば、大きな理念は大きな声で、はっきりと道筋をもって示せます。その分、聞いている者にとって心地良いです。
しかし、枝野議員は代表選を控え、それでまた、民主党時代の失敗の教訓に神経質になっている為か、歯切れの悪さが有りました。これは、一筋縄で行かない実際の現場を保つ為に仕方無しと思います。
その分、井上先生の旗は明確で、大衆からしたら、一気に、その旗に集いたくなります。一方、枝野氏には、歯切れの悪さで、物足り無さを感じた人が、多かったかと思います。こうしたコメントを、いくつか見かけました。しかし、この点を考慮せず、枝野議員を印象で片付けるのは公平さに欠けます
枝野議員は、随分不利な状況ながら、一歩も引く様子無く、議論可能な力量には感心しました。
しかし、民主党時代の悪い印象と重なってしまい気の毒に感じました。民進党員としての活動や、党首選挙に影響しないか苦慮されたと思います。
そんな議論に、あえて挑んだ枝野議員は立派で、力を備えた人物と見ます。ただ、民進党の力として発揮出来るかは、不確定要素が有り予測不能です。信仰するのでは無く、政治家として期待します。
再び落ち着いた環境で、また来て頂くのも有りと思います。立場の違い、見解の相違の切羽詰まった議論を、またして頂きたいです。
中国共産党独裁と同じく、日本は憲法を守れない。中国共産党独裁と同じく、日本は民主国家では無いとは本当です。日本国憲法には矛盾が有ります。これを歴史上、是正して来なかったのは国民の罪です。しかし、憲法の歴史的落着を全て無駄にし、今回また、愚かな加憲案で、憲法是正の後退危機です。安倍の支持率低下で、確率が低くなったものの油断出来ません。
安倍晋三内閣の日本国憲法を台無しにする所業を断固阻止し、骨抜きにされた部分は、可能な限り元に戻さなければなりません。安倍晋三に憲法を おもちゃにされた為、日本人は負の点から始発点としなければなりません。道理の無い、無頭脳な改憲至上主義で、安倍晋三を支持した極左偽装、劣化保守の罪過は大きいです。
(ID:5728137)
感想遅くなり申し訳ありません。
今回の道場は動画からでも現場の熱さが伝わってくるような、画面にグイグイ引き込まれて行くような、素晴らしい議論を展開されておられましたね。
枝野議員の政治家としての憲法論、自衛隊が違憲ならば国の予算は付けられない。には頷けましたし、井上先生の学者としての憲法論にはなるほど全くその通りと考えさせられました。
(井上先生の手を上げられて発言される姿が朝生といっしょだ~ってワクワクしてしまいました。)
枝野議員が皇位継承問題においては「もっとやれた、やるべきだった」という立場と仰いましたが、少し以外に感じてしまいました。私は枝野議員に対して誤ったイメージを持っていたようです。
考えを改め、党内のリベラル派と言われる方への配慮の中、大健闘された勇気と覚悟に敬意を表します。
代表選、頑張って頂きたいですね。
終わったらまた井上先生と第2ラウンドを期待致します。