やっと『大東亜論』のシナリオが出来た。
昨日は煮詰まって、どう展開すればいいか分からず、
ピシッと決まるストーリーが出来るのだろうかと
不安になるほど難しかった。
それが今日の午後から強引に書き進めてみると、
スルスルと妙味のあるストーリーが出来てしまった。
まずは一安心。
昨日は不安で不安でたまらなかったのだが、今日は
晴れやかな気分で遅めの夕食時に日本酒を
飲んでしまった。
だが、まだ分からない。
明日からコンテを描き始めるが、コンテを描き始めると
細かいところでつじつまが合わなかったり、キャラクターが
活き活きしなかったり、思ったイメージと違うということもある。
したがってコンテも相当な集中力で描かねばならない。
手塚治虫は「ブラックジャック」で18pか20p程度で、
一話をびしっと完結させていた。
それを毎週続けていたのだから、天才とは本当にすごい。
わしも『大東亜論』は18pだ。
今まではまだまだ論と物語の融合で描いていたが、
今秋発売の「SAPIO」からは完全に物語になる。
なるべく自分に課すハードルを高くして、どこまで
ストーリーテラーになれるか、挑戦し続けなければならない。
ギャグとストーリー、赤塚不二夫と手塚治虫の両方
詰め込んで、大河物語を描くことに挑戦したいと思う。
夢はデカい方がいいからね。
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小林よしのりライジング
小林よしのり(漫画家)
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夢はデカい方が良いのは確かだ。
新ソ連、ロシア論が必要なのは主に戦後アメリカ一極支配、資本主義の欺瞞、八百長冷戦や90年代のロシアの困窮化、同時多発テロからアメリカのブラック国家化、アメリカの凋落とプーチンの台頭、一極支配から多極化時代の必要性、米ドルとユーロ決済の終焉などあげればキリがないし、ある種の大東亜論よりも重要になってくるかもしれない。
しかし、日本ではまだソ連の後を引いているのかロシアの偏見が強いが、これらを纏めなければアメリカの危険性について指摘することが出来ないし、日欧米(韓国やシンガポールも含む)を始めとする西側諸国の劣化する現状についても把握できないと思います。