(byよしりん企画・トッキー)
幻冬舎のWebサイト
「幻冬舎plus」で連載中の
学習院大学教授・中条省平氏のコラム
「マンガ停留所」で、
『卑怯者の島』を取り上げていただきました。
配信は来月上旬のようですので、
ぜひチェックしてみてください!
中条省平の記事・書籍一覧
さて愛読者カードの感想も
まだまだ続きます!
絵の迫力もさることながら、
物語の展開が見事で
話に引きこまれてしまいます。
まるで、自分がその場にいて、
決断を迫られているような錯覚に陥り、
体を強張らせていることに気付く
ということが何度もありました。
現代のシーンに移ってからが、
一層考えさせられます。
私の子供のころは、まだ、傷痍軍人が
街頭で物乞いをしている姿を見ました。
怖い、気持ち悪いと思った当時の
記憶が蘇り、はっとさせられました。
結局、戦後の価値観の中で
安穏と暮らしている我々が一番、
「卑怯者」だということを
気付かせてくれる作品なんだ
と理解しました。
「卑怯者」とは誰か?
「卑怯者の島」とはどこのことなのか?
この問いかけは、
戦後70年の夏が終わっても
決して終わることはありません!
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